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林縁部のヤマツツジ

ごくうの散歩道にヤマツツジが咲いている(6月1日現在では満開)。教科書通り、ヤマツツジは林縁部に咲いている。隣に纏めて5株程生えている。ここの林縁部はここだけにしか咲いていない。他の箇所はここよりも日照が十分ではない。ただ、ここの土壌は乾いており、小さい土砂崩れが続いているようだ。

ヤマツツジは1つの蕾から3つの花を咲かせることが普通である。時には、2つの花であったり、1つしか咲かないものもある。

離縁分部のヤマツツジ蕾

ヤマツツジの葉はラグビーボールのような形をしているが、中心部分が花柄の方向にやや寄っている。

今年のヤマツツジの花は昨年(38ミリ程度)よりも大きく、50ミリを超えているものもありそう。中央の花弁=旗弁は他の花弁よりも丸みを帯びており、左右の花弁と合着する箇所が小さな丸い穴状の形をしている。

離縁分部のヤマツツジ 花粉

おしべの先端から白い花粉が出ており、1本はすでに花糸が伸びている。中央部下にメシベ(先端が黄色みを帯びている)が見られる。

ヤマツツジの花弁も色変わりが見られ、薄い赤色、もうピンク色に近いものもある。

離縁分部のヤマツツジ 隣の色変わり