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しだれヤマツツジが咲いている

本来、ヤマツツジは立性(たちせい)である。地中に根を張り、茎や枝が直立して成長し、上に伸びていく。しかし、中には這性(はいせい)もある。茎や枝が地面を這い、石の間などに根を伸ばす。このようなヤマツツジは大きくはならない。このような這性のヤマツツジも別の場所に移植すれば、立性となる。本来は立性であるのに、育った環境により這性を習得したものと思われる。

ヤマツツジは、時に、環境条件によりしだれるものが見られる。育つ土地に根の張る余地がなく、立性として育つことができず、茎や枝が直立を維持できなくなる場合など、しだれてしまう。

sidareヤマツツジ 星ヶ丘