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パン・デ・ロー:ポルトガルの代表菓子・素朴なレシピ

画像:下記から。

パン・デ・ロー(pão de ló)
日本のカステラの原型と言われている。
Google翻訳では、「スポンジケーキ」とでる。
ポルトガルでは、修道院から生まれた。宗教菓子で、伝統的。

パン・デ・ローの素朴なレシピ(材料のみ):※教科書の中の話しです。
・卵1個(黄身と卵白に分け、卵白はホイップする。)
・砂糖(大匙1杯)
・小麦粉(大匙1杯)
①卵の黄身と砂糖を攪拌する。
②+卵白のホイップと小麦粉を注意深く混ぜ合わせる。

・次に、型に入れ、
・引き釜(江戸時代)で焼く。引き窯(上下の火で焼く)はないので、上下から焼けるオーブンで焼く。※焼き方は未知。
※焼き加減を固さで調整する。

※卵の攪拌技術が進んでいることが背景にある。
卵白のホイップ:卵白を泡立てて乳化させるとき、空気を最大限含ませるようにする。
「バーテル・アス・クラーラス・エム・カステロ」と言いながら行う。「城のように高くなれ」の意。
歌のように伸ばさなければ、
「バーテル・アス・クラス・エム・カステロ」
となる。
「Bartel As Claras M Castelo」を、Google翻訳すれば、「卵白を泡立てる」になる。

・市販品の「パンデロー」は無印良品Mujなどで市販されている。


・粟津則雄・山内永・安野眞幸ほか(1995年)「お菓子の歴史の中のパン・デ・ロー」『カステラ文化誌全書』、平凡社、52頁。

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ポルトガル菓子「ボラ・デ・ベルリン」がある。