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コジさん、貫太郞の子供?が群馬県に白くなって

画像:下記サイトから。

コジさんの愛烏、勘太郎が田舎(高尾山)に飛び去った。

コジさんが嗚咽を堪え、さみしさを堪えていた。その頃、朝倉は自生のウグイスカグラを探しに高地に出かけていた。悲しいことに自生のウグイスカグラは切られており、もう実を確認することができない。

さみしさに打ちひしがれているところに、黒い羽根が舞い降りた。烏だ。烏は道路脇の縁石で小躍りするように動いている。「あれ、一緒に探す?」思わず声かけた。親しげにこちらを見ながらトントンとスキップするように動く。(本当です。)

「ヤマハギも探しに行こうよ」

烏と反対側に歩道を歩いて行く。烏は便利なものだ。パッと飛び上がると、道路の反対側に着地。すぐお友達の烏が着地。2羽でトントンと歩いて反対側の歩道で着いてくる。

ヤマハギが見つかった。タネがこぼれて発芽したミツバツツジの側(そば)だ。(林縁部はカフェがあり、ツツジを数種類植えている。ヒカゲツツジもある。)見つけたヤマハギに近寄ると、2羽の烏は飛び上がり、電線に並んで止まる。

「落ちないように見るんだよ」

烏に声かけながら、ヤマハギに目を移す。ヤマハギはまだ花芽を付けているようには見られない。ヤマハギの葉は3枚が並んでいる。先端はかなり薄い緑様に細い。ヤマハギは秋の七草の一つだが、落葉広葉樹である。木本の一つ。ジーンズで有名な井原市の高校の土手に生え誇っていたが、刈られてしまっている。お寺の境内にも植栽されているものも多い。

ヤマハギを観察し終えると、2羽の烏に「カフェに行くからね」と声を掛けて歩道を歩いて行く。烏達は電線の上で見送っている。カフェの入り口に来たとき、振り返ると、2羽の烏は飛び立っていった。

おっとっと、コジさんの「貫太郞の子供」の話しだった。烏は生まれて間もない頃は嘴の中が赤いそうだ。確かにテレビ(群馬県高崎市)で見る白い烏の嘴の中が赤い。それにしても白い烏?確かに白い。

白鳥はもちろんいる。ホッキョククマもいる。岩国市には「白蛇」がいる。白蛇は「色素減少で白化する白変個体」と考えられている。この白烏も同じだろう。

カラスの貫太郞が高尾山に飛び去り、しばらくして貫太郞は子をなした。カラスの子は白かったが、高崎に独り立ちして飛んでいった。かも!