見出し画像

妻の記録:何度もコンロからお呼び出しが掛かる

画像:日立のIHクッキングヒーター TOP

「異常加熱を検知しました」

妻がやかんでお湯を沸かしていた。新聞を読んでいた妻よりも早く、調理器の所に行ってみると、見事にやかんからお湯がなくなっていた。やかんは中が茶色くなり、焦げているかのようだ。

IH調理器はよくしゃべる。どうでも良いことでもしゃべる。でも、ヤカンなどを掛けたまま放っておくと、すぐ知らせてくれる。

しかし、妻はよく焦がす。何度焦がしただろう。うっかり焦がしがよくでる。少しでも防ぐために、タイマーを購入した。当初、珍しさもあり、よく使っていた。しかし、最近、それも使わないことが多い。前はよく覚えており、焦げる前にもスイッチを切ることが出来ていた。今は2~3日に1回位の頻度で切り忘れがある。もう単に切り忘れと言うには頻度が多い。

かなり前から疑わしかったので、どことなく怖いと感じるのか、自ら揚げ物は敬遠していた。地元産のブトエビとタマネギのかき揚げが美味しいのにそれをすっかり止めてしまった。それでも、よい出物があると、かき揚げを料理したくなる。側で監視(?)しながら注意を払っている。

油物は火事に繋がるので、しないと決めていたが、代わりに揚げ物をするとき、自分がやりそうになった。油が煮えたぎる前だった。妻が気づき、発火の前で止めることができた。それ以来、揚げ物は極力買い物で我慢することにした。

打ち身の右手がかなり良くなっているが、力は出せない。固い食材を切るときには、手伝っているが、段々と使う食材に偏りが出てきている。半加工の食材を利用しながら料理するので、調理器も自ずと利用頻度が低下する。コンロからお呼び出しも少なくなっている。

油断大敵!

旬の筍をお隣さんにいただいた。妻は筍も大好きである。筍を調理し、煮込み始めたが、昼寝の時間になった。煮込んでいるのを忘れてそのまま寝そうになった。ちょうど食後のコーヒーをもう一杯と思って煎れに行くと、筍がぐつぐつ。もう少しで焦がすところだった。