13.生命保険に必要な金額を考える

みなさん、こんにちは。

生命保険、入っていますか?

生命保険って色々な商品があって何が何だか分からないですよね。

CMを見ていても、基本的には「①不安を煽る→②保険で助かる!」というストーリーばかり。

自分の中で判断基準を持たないと、「保険に助けを求めなきゃ!」という気持ちに支配されて、高額な保険に加入をする方向へ流されやすいものです。

じゃあどうすればいいのか?という話ですが、大事なのは自分で本を買って勉強することでしょう。

ネットで調べるのは注意が必要です。ネット上には保険を売りたい人が作っている記事コンテンツも少なからずありますので、本当に客観性のある立場で書かれた情報を得るには書籍の方が向いていると思います。

生命保険やお金に関する書籍を3~5冊程度購入して読めば、ある程度偏りなく俯瞰的な知識が得られると思います。複数冊読む必要があるのは、どの著者の考え方が偏っているかを見極めるためです。それは1冊読んだだけでは分かりません。

生命保険は何のためにある?

そもそも生命保険の役割を考えてみましょう。

それは残された家族が経済的に困らないためにあります。

もしあなたが独身者で、あなたが死ぬことでその後経済的に困る人がいないのでしたら、生命保険に入る必要はありません。葬儀代くらいは出せる程度の貯金は用意しておくべきではありますが。

もしあなたが既婚者で子どもが居ない場合はどうでしょうか?配偶者が一人で生きていけるのに十分な経済力があれば、やはり生命保険は必要ありません。ただ、あなたが亡くなったことでの精神的な負担は計り知れませんので、その悲しみや不安などを少しでも和らげるために、生命保険はあった方がいいでしょう。それでも1,000万円くらいあれば十分ではないでしょうか?

もしあなたが既婚者で子どもを育てていたらどうでしょうか?子どもが社会に出るまでの養育費が必要になりますが、あなたはそれを十分に稼ぐ前に亡くなってしまったらどうでしょうか?

その分を生命保険で補う必要があります。それこそが生命保険の役割だと思うのです。

生命保険、金額はどれくらいが適切か?

子どもが最もお金が掛かるのは大学時代です。大学入学前にいくら用意しておけばよいでしょうか??

国公立か私立か、地方か都心か、親元から離れるかどうか、文系か理系かなどによって変わると思いますが、ざっくり600~700万円くらいとしておきましょう。

それを含めて子ども一人を社会に出すまでに必要な費用は1,000万円とします。(ざっくりとした概算です)

それを踏まえて生命保険で必要な金額の概算を出すとすると、

1,000万円×子供の人数+1,000万円が目安になると思います。

配偶者と子ども2人がいて、小学生以下ならば、3,000万円の生命保険。ただし、貯金額がある場合は、そこから差し引きます。

貯金が1,000万円あるならば、3,000万円-1,000万円で、2,000万円が必要な生命保険金額になります。

その後貯金が増えていき、仮に3,000万円の貯金ができたなら、生命保険は解約をしてOKとなります。また、子どもが大学を卒業した時点で、子どものための資金は必要なくなります。

生命保険は貯金額に応じて見直す

生命保険は必要額を把握し、貯金額に合わせて保険金額を数年おきに見直す。そうすることで、必要以上に生命保険にお金を払わずに済みます。

ちなみにそのような考え方で、私の生命保険は月々3,250円となっています。

社会人になった22歳でなんとなく親のすすめで会社の共済の生命保険に加入しましたが、28歳でその会社を退職したタイミングで生命保険をやめました。

その後、2014年に結婚したタイミングで再び生命保険に入りました。

合理的なネット生命保険で、掛け捨て型を選択。当時は月々4,387円を払っていましたが、その後2018年春に保険金額を見直したことで、月々の保険料は現在の3,250円になりました。

今後も貯金額を見ながら保険金額を下げていく予定でいます。そうして無駄な固定費を削り、その分を貯金にあてたいと考えています。

慎ましく暮らしながら貯金を増やすには、このような固定費を最適化することが欠かせないと思うのです。

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