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THE AMBIENCE OF SPORTS

169
カメラマンとして残したいのは「カッコいい瞬間」です。僕がみつけたカッコいいを御覧ください^^
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#陸上競技

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.169

舞い上がる砂の粒を凝視していると変な感覚に陥るのは僕だけでしょうか? 2012年@熊谷スポーツ文化公園陸上競技場/東日本実業団陸上選手権 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 

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THE AMBIENCE OF SPORTS vol.147

走り終えた2人のランナーの表情が1000mを3分で刻み、15分間も走り続ける過酷なレースのすべてを物語っているようにみえた。 2011年@神戸総合運動公園ユニバー記念競技場/アジア陸上 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

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THE AMBIENCE OF SPORTS vol.122

3m弱のやりを誰よりも遠くへ投げる。起源は狩猟とされるやり投げはシンプルだ。シンプルだからこそ写真での表現もシンプルに。 2012年@熊谷スポーツ文化公園陸上競技場/東日本実業団陸上競技選手権 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

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THE AMBIENCE OF SPORTS vol.116

「ナイスキャッチ!」ではない。それもまたいい。 2009年@等々力陸上競技場/スーパー陸上競技大会 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

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THE AMBIENCE OF SPORTS vol.105

ジャンパーが煽るように手を叩いた。観客が手拍子で応える。 「チャッ、チャッ、チャ、チャチャ」 徐々に速まるリズム。1回、2回、身体が前後に揺れピタリと止まる。緊張感が最高潮に達したその瞬間。 手足が長い身体が勢いよく飛び出した。 左足で踏切り、跳ぶ。 咆哮とともに解き放たれる感情。静と動が切り替わる瞬間は陸上競技の醍醐味だ。 2011年@神戸総合運動公園ユニバー記念競技場/アジア陸上競技選手権 △▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

 スポーツ

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.71

陸上の日本選手権は毎年6月におこなわれる。 日本一を決める大会なのに、梅雨のど真ん中だから、雨が降る確率が高い。当然、記録は望めない。 「なんでそんな時期に!」 そんな声もあるみたいだけれど、きっと諸事情があって余程のことがない限り変わることはない。 今年の日本選手権は10月1日に開幕する。余程のことなんて起こらない方が良いのだと痛感した。 2020年@等々力陸上競技場/日本陸上競技選手権 △▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

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THE AMBIENCE OF SPORTS vol.67

短距離種目のスタート前は緊張感が半端ない。その緊張感を少しでも表現したくて思いついた構図。 重い超望遠レンズを地面に起きつつも微妙な角度調整が必要だ。そのためには腹ばいになりつつ、首を曲げながらファインダーを覗かねばならない。 こうした無理な姿勢で撮影を続けると、僕の首はたいてい寝違えたような痛みをもって、翌日、無言の抗議をしてくる。 2008年@等々力陸上競技場/日本陸上競技選手権 △▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

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THE AMBIENCE OF SPORTS vol.63

100m走はすべてのスポーツの中でもっとも注目を集める種目だ。 難しいルールはない。一番、速く走ったものが勝ち。シンプルでわかりやすい種目で、それこそがこの種目の魅力なのかも知れない。 例えば、世界でもっとも優れたサッカー選手は? という問いの答えは無限だ。ある人はメッシと答え、またある人はクリロナと答えるだろう。 しかし、世界でもっとも速く走った選手は? の答えはひとつしかない。 2020年@国立競技場/セイコーゴールデングランプリ陸上 △▽△▽△▽△▽△▽△▽△

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.62

陸上競技は日本の学校に通っていたら、たいていは体験することができる。走り高跳びはベリーロールだけれど、、。 唯一経験したことないのが棒高跳びだ。 棒高跳びのルーツは古い。もともとは防壁や川を飛び越すための棒幅跳びが流行っていたらしいれど、いつしか棒幅跳びは廃れ、棒高跳びが陸上競技として取り入れられたらしい。 この話を聞いたとき、個人的に気になったのは、何故、棒幅跳びが廃れて棒高跳びが陸上競技として迎えられたのか。 そして、何故、彼らはボルターになることを選んだか、だ。

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.61

こういうご時世だから仕方ないけれど、僕たちの業界も自粛ムードが強い。しかし、ようやくプロスポーツを中心に少しづつ制限付きながら動き始めている。 先日のゴールデングランプリ陸上には、たくさんのフリーランスの仲間がやって来て、近況を報告し合ったりして少しホッとする自分がいた。 そのとき気になったのがみんなの持っているカメラだった。 ご存知の方もいると思うけれど、実は今、カメラ業界は新機種ラッシュの只中なのだ。 「こんな状況だし我慢、、」と思っていたけれど、みんながぶら下げ

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.60

元旦のとき同業者と交わした会話は「織田ポールはどこへ行ったのかね?」とか「聖火台なくなっちゃったね」とか、旧国立を懐かしむような会話が多かった。 あれから8ヶ月ぶりの国立。午前中はゲリラ豪雨みたいな雨に降られて心配された天気も午後は回復した。少し暑い時間帯もあったけれど、そのぶんキレイな光線が楽しめた。 暑さで頭がボーッとしていただけかも知れないけれど、ふいに感じた。 「あ、今、僕は国立にいるんだ」 それは新しい国立にいるという感覚ではなく、何度も足を運んだ昔

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.59

元旦以来、久しぶりに国立競技場に行くことができた。 新国立は新しいスタジアム特有のワクワク感はあまりないけれど、初めてのスタジアム的な楽しさはあった。 陸上競技はスタジアムによって種目の場所が異なる。そうすると背景や光線の状況が変わるから、写真も写り方が変わってくる。 だから、昨日は新しい発見がたくさんあった。この写真みたいに次への宿題がたくさんあって、また撮影したい! って思えた嬉しい一日だった。 何が宿題なのかはご想像にお任せします^^ 2020年@国立競技場/

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.36

僕が初めて行った陸上競技場は国立競技場だった。 サッカーの撮影だったけれど、トラックの外周に溝があることを発見した。この溝が何を意味しているのか、このときは知らなかった。 その役割を知ったのは陸上のインカレの撮影で横浜国際総合競技場に訪れたときだ。溝に水が張られ水濠となり、平均台のような障害物が設けられていた。 3000m障害。トラックに設置された5つの障害物を飛び越え走りきる種目だ。この種目で撮るべきは水濠だ。 まだフイルム時代で、デジタルのようにパシャパシャできな