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韓国・朝鮮語の学びのために(連体形)

* 現在連体形
用言が体言を修飾する形を連体形といいます。つまり「~する~(例;勉強する人)」「~な~/~い~(例:親切な人、白い本)」などです。動詞・存在詞では「는」をつなげ(ㄹ語幹ではㄹ脱落)、形容詞・指定詞では母音語幹は「ㄴ」、子音語幹は「은」をつなげます(ㄹ語幹はㄹ脱落)。

[動 詞] 
가다→ 가는
먹다→ 먹는
만들다→ 만드는
[存在詞] 
있다→ 있는
없다→ 없는
[形容詞] 
크다→ 큰
작다→ 작은
멀다→ 먼
[指定詞] 
친구이다→ 친구인
친구가 아니다→ 친구가 아닌

영어를 공부하는 사람이 많습니까? (英語を勉強する人が多いですか。)
거기 있는 사람이 누구입니까? (そこにいる人は誰ですか。)

否定形は語幹の品詞に従います。つまり、動詞・存在詞では「~지 않는」をつなげ、形容詞では「~지 않은」、指定詞では「~가/이 아닌」の形になります。

가지 않는 사람이 많습니다.  (行かない人が多いです。)
일본어는 어렵지 않은 편입니다.  (日本語は難しくない方です。)
여기에 학생이 아닌 사람이 있어요? (ここに学生ではない人がいますか。)

* 過去連体形
過去連体形は「~した~(例:勉強した人)」「~だった~(例:親切だった人)」などの表現です。まず動詞の過去連体形は次の通りです。

母音語幹+ ㄴ  가다 → 간
子音語幹+ 은  먹다 → 먹은
ㄹ語幹 + ㄴ(ㄹ脱落) 만들다→ 만든

어제 만난 사람은 누구입니까? (昨日会った人は誰ですか。)
어제 읽은 책은 이것입니까?(昨日読んだ本はこれですか。)

一方、存在詞・形容詞・指定詞には語幹に「던」をつけます。

있다→ 있던 
없다→ 없던
크다→ 크던
작다→ 작던
친구이다→ 친구이던
친구가 아니다→ 친구가 아니던

여기 있던 책을 모르세요?(ここにあった本を知りませんか。)
그렇게 친하던 친구이지만…(あんなに親しかった友人ですが…)

なお、この「던」は動詞の語幹につくと単純な過去をあらわす「ㄴ/은」とは別に時間の幅を持った「~ていた」という感じの表現になります。

여기는 제가 옛날에 다니던 학교예요. (ここは私が昔通っていた学校です。)
여기는 제가 옛날에 쓰던 방입니다. (ここは私が昔使っていた部屋です。)

過去連体形は「았던/었던」の形をとることもあります。
어제 만났던 사람이 누구예요? (昨日会った人は誰ですか。)

否定の形は語幹の品詞に従います。
가지 않은 사람(行かなかった人)크지 않던 집(大きくなかった家)

* 未来連体形
まだ実現していないことを表す連体形(推測・予定・意思・可能性などの意味で用いられます)を未来連体形といい「~する~」「~べき~」「~はずの~」といった程度の意味になります。母音語幹には「~ㄹ」、子音語幹には「~을」、ㄹ語幹にはㄹが脱落して「~ㄹ」を接続します。

가다 → 갈          例)갈 사람(行く人)
먹다 → 먹을      例)먹을 사람(食べる人)
만들다→ 만들   例)만들 사람(作る人)


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