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矢来能楽堂
神楽坂駅、AOKOMEYA TOKYO側出口から歩いて約5分。観世喜之家の本拠地、矢来能楽堂がある。
明治44年今の西神田に能舞台を建設するが、関東大震災で焼失。昭和5年に現位置(当時の牛込町矢来町)に新築するが、昭和20年空襲により焼失。昭和27年同場所に現在の舞台を再建。平成23年登録有形文化財の指定を受ける。
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観世流シテ方能楽師、鈴木啓吾先生によるレクチャーとバックステージツアー。「高砂」の謡と仕舞体験も。
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鈴木先生から「コロナ1年目、能楽堂を閉めた時期があった。2年目、小学校への体験授業で、子どもたちに小さな声でうたいましょうと言った。3年目の今年、今日も小さな声でうたいましょうか。」というお話に心がジーンとする。
「不要不急」という言葉がひとり歩きしたコロナ禍、能楽、茶道をはじめ日本の伝統文化は軒並みクローズせざるを得ない時期があった。伝統文化で使われる衣装、楽器、道具などはすべて日本の伝統産業と関わっている。何も出来ないもどかしさ。
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ツアーで講師をつとめられた鈴木啓吾先生のYouTubeはこちらです!
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