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  • 図解!お金の正体

    お金に関する不安が多い世の中ですが、意外とお金に関してよくわからずに不安を持っている人が多いと感じています。 経済に関していろんな情報にあたって調べたところ、お金を正しく理解することで解決する問題が多いことに気づきました。 なので、お金の正体をなるべく簡単に解説してみます。

最近の記事

番外編1 「お金の説明図」の体系

番外編は、マニア向けです。 お金の説明図を作るに当たって、わかりやすく、なおかつ一貫した説明をするためにどのように図を書けば良いかをいろいろ考えました。 なんとなくわかればいい人は、読まなくても構いませんが、マニアックな人は読むとおもしろいかも。 凡例お金の説明をするにあたり、説明図の記述ルールとして考えたものが下記です: 会計ルールとの整合性矢印の向きの決め方として、各経済主体から見て、借方(資産・費用)が矢印の根元側、貸方(負債・収益)が矢印の矢尻側になるように統

    • 第2回 政府の収支

      国を運営していくためには、国民が自分の生業のために働くだけでなく、国全体のためにある程度働いてもらう必要があります。国の政府の支出と税金について、説明します。 例によって、正確な詳細はバッサリ省き、大事なエッセンスを大雑把に解説します。 政府の支出がお金を作る国の事業として、役所の建物を1億円で作ってもらうことを考えましょう。田舎の簡素な庁舎でしょうかね。 政府は建物の代金の支払いに、お金を直接渡します。特に何の裏付けも必要とせず、1億円の国家公認の借用書(=お金)を書

      • 第1回 お金の一生

        金はどうやってできて、どうやって消えるのでしょうか?お金の一生についてなるべく簡単に説明します。 正確な詳細はバッサリ省き、簡単に理解できるように大雑把な話で説明していきます。 ある村の話ある村の住人が、自分たちの作ったものを交換しあうことを想像しましょう。ある村に漁師とコメ農家がいたとします。 漁師はコメがほしいのですが、交換できるモノを何も持っていません。「後で1万円分の何かをあげるからおコメをちょうだい?」と農家に言います。農家は1万円の借用書を書いて、それと引き

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