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仕事の護身術と電脳随想録

初めまして、鶴沢といいます。

2024年3月にちょうど30年勤めた会社を辞めて、4月から組織で働く個人を応援する事業を始めました。

私は新卒で入社してから30年間、通信業界で働いてきました。その中で、仕事のやり方や技術開発、組織運営についていくつかの共通点が見えてきました。
具体的には、

1.ずっと変わらないこと
2.数年周期で繰り返していること
3.本当に新しいこと

などです。

このnoteにはそれらのことを次のようなカテゴリーで分類して思うところを書いていこうと思います。

仕事の護身術
これは私がもし20代の自分に話すことができたら教えてあげたいと思う、経験から分かってきたノウハウと暗黙知を書いていこうと思います。

リーダーやマネージャーのための指南書は沢山ありますが、仕事を実行するときに知らないより知っていた方が良いことなどを3つの観点でまとめて共有したいと思っています。

 ◇理(ことわり)の章:仕事をロジカルに進めるための考え方
 ◇心(こころ)の章 :メンタルや仕事のストレスを管理する方法
 ◇伝(つたい)の章 :コミュニケーションと伝え方の工夫

こういう仕事はこう考えるとか、こういう状況はこう考えるとか、左脳と右脳のセルフコントロールをまとめていくと、心得を持っていればどんな状況に対しても平常心で対処できる護身術に近いかなと思ってこんなシリーズ名にしています。

仕事を進める上では生成AIがPre-trainingできないこと、即ちインターネット上にデータ化されていない「仕事の暗黙知」が沢山あります。実際の護身術と同じく、知っていれば老若男女どなたでも使って頂ける心得としてまとめて共有したいと思っています。

電脳随想録
理科系⇒技術系⇒サラリーマンエンジニアとして過ごした経験から、技術者の矜持、技術開発のマネージメント論、組織運営の試行錯誤から得た教訓などを書いていこうと思います。

また身の回りにあるデジタル技術や毎日使うデジタルガジェットの情報を解りやすく解説する記事なども書いていきたいと思います。

宜しくお願い致します。


【参考】
30年の通信業界人生での経験を時系列で書くと次のようなものです。

シーズン1(1994-2002)
 半導体光デバイスによる全光信号処理技術の研究開発
シーズン2(2002-2007)
 国内通信ネットワーク(光、イーサネット、IP)の開発と商用導入
シーズン3(2007-2010)
 ネットワーク運用管理システムの研究開発
 (ネットワーク機器、計算機の広域管理とシステム仮想化技術)
シーズン4(2010-2016)
 海外駐在@スイス・ジュネーブ(eSIM技術の標準化と技術開発、
 RCS標準化、スマートホンのOSとアプリケーション実装技術)
シーズン5(2016-2020)
 自動運転技術、コネクテッドカーのためのICT基盤開発と実証実験
 AIテクニカルエンジニアの教育プログラム開発(2017-2018)
シーズン6(2020-2024)
 5Gネットワークインフラ(RAN、コア)開発のマネージメント
 自動運転時代のICT基盤開発プロジェクトのマネージメント

古いものから最新のものまで色々ありますが、前述したようにこれらの領域における普遍的なもの、繰り返すもの、新しいものを諸々見て聞いて自分で確かめてきましたので、その知識と経験を背景として徒然なるままに書いていきたいと思います。

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