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一口馬主とお金の話:一口馬主日記~いつか俺も馬主に~179

つい先日、社台サラブレットクラブから封書が届きました。
毎月下旬に届くお馴染みの封書なのですが、そこにはいつも「ご請求金額」と「お支払金額」という2つの欄があります。

「ご請求金額」には、社台に支払う金額が書かれています。
競走馬への出資が決まれば、その出資金や、毎月の維持費、年一回支払う保険料などが請求されます。

一方で「お支払金額」には、分配金…つまり出資している愛馬が稼いでくれた賞金などが、出資口数により分配され、自分の手元にはいくら振り込まれるのかが記載されています。

これまで、一口馬主一年生だった自分には、当然分配される賞金などはなく、基本的には「ご請求金額」に記載された金額をただ支払っているのみでした。

ところが…1月30日に我が愛馬(出資馬)・ジルバーンが初勝利を上げてくれましたので、今月やってきた封書を開封してみると、「お支払金額」欄に、しっかりと金額が記載されていたのです!

当然と言えば当然のことなんですが…
これを見た瞬間、改めてじわじわ~っと喜びがまたこみ上げてきました。

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「お支払金額」は、なんと157,394円!!

もちろん、1月30日の初勝利の時の賞金だけではなく、1月8日に未勝利戦で2着になった際の賞金も含まれていますので、予想よりも大きな金額ですごくびっくりしました!

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収入内訳書、というのも同封されていました。

こちらを見てみると、未勝利戦の優勝で107,630円、2着で49,764円が分配されていることがわかります。

そして驚いたことがもう1つ。
いわゆる「賞金」というもの以外にも、「内国産所有奨励賞」やら「特別出走手当」などが加算されていることです。

確かに、募集の際に送っていただいたパンフレットなどにも、JRAの賞金体系や手当などについては詳しく書かれていましたが、細かすぎて正直良くわかっていませんでした(笑)

今回、ジルバーンが頑張ってくれたおかげで、このように「本賞金」以外にも分配されるお金があるんだ…ということを知ることが出来たのも、一口馬主の経験値として得られたものの1つだったと思います。

ジルバーンの1口あたりの出資金額は90万円でしたので、正直まだまだ赤字ですし、毎月の維持費も意外にかかります。

実際に、今回も「ご請求金額」として42,416円という支払うべき金額も記載されています。

ジルバーンに関する20,362円の維持費は、厩舎に預かっていただく費用でしょうし、2歳馬2頭の各9,377円という維持費は、牧場での育成費用でしょう。会費も当然かかります。

一口馬主として、これからも息長く活動していくためには、やはりお金ときちんと向き合わないと、そのうち「あれ?あれ?いつの間にこんなお金が…?!」なんてことにもなりかねませんし、将来馬主となるためにも、ここで出来る限り知識を得ておきたいところです。

「これまで一体いくらかかっていたのか?」
「これからどれくらいの費用がかかるのか?」

…ということについて、きちんと確認してみたいと思います。

次回へ続きます。

以上、鶴岡一之介(鶴)でした。

(画像は、社台からお送りいただいたジルバーン初勝利の記念の写真)

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