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2022年の馬券の買い方を考えよう(続き):一口馬主日記~いつか俺も馬主に~142

馬券を買う以上、絶対に儲かることはあり得ませんし、どちらかと言えばトータルではちょいちょい負けながらも、たまーには気持ち良い当て方をして喜びたい!…そんな感じで、競馬を楽しめたらいいんじゃないかと思うんですよね。

ところが、ここ2年くらい、なぜか「当たらないー(T_T)」という感じになってしまっている。
それはなぜか?…という問いに対する答えみたいなものが見えた、2021年最終日の中山競馬場だったように思います。

原因の1つは「当てたい当てたい病」にかかってしまっていたこと。

上位人気3頭BOXの馬連を買ったり。
1番人気からワイド流しの馬券を買ったり。
単勝より複勝を厚めに買ったり。
3連単馬券より3連複馬券を重視したり…

「うまく馬券を当てよう」ということばかりに囚われているから、どんどん「配当期待値」が下がる買い方になってしまっていたわけです。

それなのに、的中率は一向に上がらないから、回収率が下がっていくだけ(笑)

それならば、「当たらないこと」を怖がらずに、「配当期待値」が高い買い方に徹していけば、1レースあたりの投資額も減らせ、結果的にリスクマネジメントにつながるわけです。

もう1つの原因は「流れを全く読めていなかった」こと。

これに関しては、かなりオカルト的な話になるかとは思うのですが、それでも何となく(この流れだったら、次はこうなるんじゃないかな…)ということがチラッとわかる時があるんです。

でも、その感覚に従うことが出来ない。
なぜなら、自分自身を全く信用していないからです(笑)

例えば、12月28日ホープフルSの後の最終レース。

有馬記念もホープフルSも外したわけですが、そのときに(結局2021年は横山武の年だったな…)と感じているわけです。

それなのに、最終レース。
芝のマイル戦で最も有利な1枠1番に入った、1番人気ノルカソルカの鞍上が横山武騎手。これはもう絶対に来るんですよねー。

でも、1番人気じゃ面白くないし、そんなに続けて横山武が来たらオカルトだよーとか思ってるんですよ、きっと(笑)

普段は1番人気だって買うし、オカルト的なジンクスだって信じる時は信じるのに。そういうときだけ「1番人気じゃ面白くない」とかよく言ってる自分。

しかもこのレース。
もし横山武が勝てば「通算300勝」、ルメールが勝てば「年間200勝」を達成する、という2軒リーチがかかっていました。

これも、「さっきは横山武だったし、今度は結局ルメールっしょ」とかって思っちゃってるわけですよねー。

こういうときは、素直に横山武でいいじゃないですか(笑)
どうせどう買ったって、ほとんど外すんですから(爆)

だから、2022年はそういう直感に、素直に身を委ねてみようと思います。
そして、当てることにこだわらず、少額の投資でも、高額なリターンが期待できるような買い方をしていこうと思います。

例えば1月16日の日経新春杯。
単勝1倍台のステラヴェローチェが怖いですが、不安材料がないわけではありません。絶対に来るならともかく、そうでないなら、単勝1倍台のお馬さんがいるときはむしろチャンスと捉えて、思い切って馬券から外す…という買い方をしていこうと思います。

結果的に、2番人気のフライライクバード、3番人気のヨーホーレイク、7番人気のショウナンバルディの3頭を1列目・2列目に置いて、3列目にはこの3頭に加えて合計8頭を並べた3連単フォーメーション、36通りを購入しました。

3列目には、一応ステラヴェローチェを入れましたが、それでも3着ならばトリガミはないですし、そもそも馬連を買わなかったことで、投資額は3,600円で済みました。

結果は、ヨーホーレイクが1着に来たものの、ステラヴェローチェが2着に入り外れ。

でも、本命ヨーホーレイクの単勝(5.6倍)や、複勝(1.9倍)なんかを買わなかったことは、かえって良かったと思いますし、これまでだったら1列目・2列目に置いた3頭の馬連BOXかワイドBOXも買っていたと思うので、結局全部で1万円くらい買ってしまって、且つ外していたわけですよ。
それが我慢できたことは、むしろプラスだったのではないでしょうか(←違いますけど?)

ステラヴェローチェの強さがわかっていれば、本命ヨーホーレイクと2頭を1-2着に置いて、3着総流しの3連単馬券を買えている可能性はありましたね。266.1倍の3連単は、獲れていた馬券だったと思います。

一口の出資馬が出てきた時はともかく、それ以外のレースでは、投資額に気をつけながら、ハイリターンを目指して頑張っていこう!…と誓いつつ。2022年も自分なりに競馬を楽しんでいければと思います!

次回へ続きます。

以上、鶴岡一之介(鶴)でした。

(画像は、中山競馬場スタンドに沈んでいく夕日)

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