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一口馬主とお金の話2:一口馬主日記~いつか俺も馬主に~180

いつ、どこで聞いた話かは忘れてしまったんですが…
競馬というのは、そもそもは貴族のスポーツ?遊び?なのだとか。

貴族たちが、それぞれ自分が所有しているお馬さん同士を競争させて、やれ「うちの方が早い」とか、「あそこのはヤバい」とか言っていたとかいないとか(笑)

やがてそれがエスカレートして、ただ所有しているお馬さん同士を競わせるだけではなく、「より早いお馬さんを作る」ために、サラブレットの生産が進化してきたらしいんです。

そういった貴族のところで働いている人たちや、噂を聞きつけて集まってきた野次馬たちが、競馬場の外で勝手に「オレはあの馬にいくら賭ける」「じゃあ、オレはあっちの馬に賭けるぞ!」とか言って、賭け始めたのが馬券の始まりなんだとか。

これが本当だとすれば、「競走馬を所有して、競わせる」人たちと、「馬券を買ってギャンブルに興じる」人たちは、基本的には交わらない世界線だった、ということですよね。

確かに、JRAで競走馬を所有するには、かなり厳しい審査があるようですし、基本的には「一部の競走馬のオーナーたち」と、「ただ馬券を買って趣味として楽しんでいる人たち」の間には、高い壁が存在しているような気がします。

ただ、その壁にちょっとした入口を設け、出入りしやすくしてくれたのが「一口馬主クラブ」だという印象があります。

私は一昨年の秋に、初めてこの入口をくぐったわけですが、それでも競馬場の「馬主席」に入れるわけではありません。
まだまだ、壁の向こう側にある、ちょっとした「一般人出入り自由な広場」にいるに過ぎない…という感じです。

なんとか、さらにそこを突破して、本当の「馬主エリア」に入りたい…
そのためには、ただ願っているだけではダメですし、そろそろ具体的に動き出さないとな…と思っています。

それについては後日また書くとして…

昨日も少し書きましたが、一口馬主になって驚いたことの1つが、競馬の賞金体系です。

これまでは、競馬ファンもしくは競馬ゲームでの知識しかなかったので、レースで賞金がもらえるのは掲示板に乗ったお馬さんだけ…つまり、5着以内に入らないと、1円ももらえないんだと思っていました。

それが違う…とはじめてわかったのが、お恥ずかしい話ですが、初めての愛馬(出資馬)ジルバーンの新馬戦の賞金分配があった昨年の10月下旬のことでした。

一口馬主をやるんであれば、どんな費用がかかり、どのように賞金が分配されるのか、事前にきちんと勉強しておくべきだとは思うのですが、とにかく説明書の類を読むのが苦手な人種なので…(仕事の時は、難解な契約書とかもチェックしているくせに、自分のこととなると面倒くさくて涙)

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ジルバーンが出走した新馬戦は、昨年の9月26日。
結果は8着でした。

当然、賞金などはもらえないと思っていたので、10月下旬にこの「収入内訳書」を見たときには、本当に驚きました!

「賞金」こそありませんが、「出走奨励賞」と「特別出走手当」というものがあり、1口あたり17,365円の分配があったのです。

一体、この「出走奨励賞」と「特別出走手当」というのは何なんでしょうか?…

次回へ続きます。

以上、鶴岡一之介(鶴)でした。

(画像は、ジルバーンのアップ笑)

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