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一口馬主とお金の話4:一口馬主日記~いつか俺も馬主に~184

一口馬主として、どれくらいのコストがかかるのか。
一昨年に初めて社台サラブレットクラブに入会してからここまで、正直あまり深くは考えていませんでした。

いや、むしろ考えないようにしていたのかも…(笑)

社台からは、「ご請求とお支払い金額のご案内」という書類が、毎月郵送されてきます。
これを過去のものからすべて引っ張り出してきて、EXCELでざっくりまとめてみました。

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これまで、ジルバーン(シルヴァーカップの19)が4戦して1勝2着1回+6着と8着して稼いでくれた賞金(分配金)が、合計191,970円。

それに対して、これまでの支出総額は2,234,209円…(汗)(汗)(汗)

まあ…もちろんこのうち、ジルバーンと2歳馬2頭への出資金が合計で1,817,900円あるわけですから、そらコストのほうが圧倒的に大きいですよ。

ただ、注目すべきは、出資金を除いた支出総額が416,309円に上る…ということです。
ジルバーンが稼いできてくれた賞金は、この半分にも達していません。

出資金額以外に、なぜこんなにお金はかかるんでしょうか?

再び、社台の募集パンフレットを見てみます。
すると「主な費用について」というページに記載がありました。

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毎月かかっているのは「月会費」と「維持費出資金」の2つ。
維持費については、どの施設にいるかによって違いはあるようですが、トレセンにいるときは「月/60万~80万(1口1.5万~2万)」、外厩にいるときは「月/約40万(1口約1万)」、北海道の牧場にいるときは「月/約36万(1口0.9万)」がかかる、という計算になります。

これらは当然1頭あたりの金額ですから、自分のように、現在3頭に出資している場合は、「×(かける)3」となりますので、毎月最低でも3万くらいは支払っていかなければなりません。

…やはり、夢を見るにはそれなりのコストがかかるんですね。

そうなると、単純に「出資金額分、稼いできてくれたらプラス☆」ということにはならないわけです。

超ざっくり計算してみますが、月間コストが平均して1.5万円だとすると、年間では18万円。現役を5年間続けてくれたと仮定すると、維持費出資金だけで90万円がかかる計算になります。

ジルバーンの出資額は90万円ですから、単純に2倍の金額がかかると言い換えることが出来ますね。

180万円の分配を得るためには、ジルバーンには7200万円の賞金を稼いできてくれなければなりませんので、やはり重賞勝ちくらいでないと、プラスにはならないということですね…

一口馬主で儲けることは、簡単ではないんですね…
ただ「儲けたい」「損したくない」という気持ちで出資するんだとしたら、こんなギャンブル性の高い投資は絶対にしていないと思います。
競馬が好きで、夢を買いたいから…ですよね。

先日のサウジカップデーにおいては、社台のステイフーリッシュが、レッドシーターフハンデキャップを勝ちました!
このレースは、GⅢという格付けながら、賞金額は約1億7千万円!
国内ではなかなか勝てませんでしたが、最近では海外遠征もしやすい環境が整っていますので、活躍できる可能性が広がっているように思います。

ジルバーンと2歳馬の2頭が、いずれはステイフーリッシュのように、世界を股にかけて活躍する姿をぜひ見たい!…もちろん、海外遠征費の負担とかは結構大きいと思うので、遠征するならできれば招待競争にしてほしいですが(笑)

いや、実際に海外に…なんていう話が出るようになれば、それだけでも最高ですよね!

さて、このEXCEL表は、シルク・キャロットの収支も含めて、毎月つけていこうと思いますので、またいずれ披露出来たらと思います。
(いずれはプラス収支になっていますように…祈)

次回へ続きます。

以上、鶴岡一之介(鶴)でした。

(画像は、しばらくジルバーンの姿です笑)

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