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キャロットキャンセル募集チャレンジ!:一口馬主日記~いつか俺も馬主に~175

1月30日に初勝利を上げたジルバーン。
現在は再び近郊のグリーンWに放牧に出ております。
初勝利を上げたご褒美といったところでしょうか。

JRAでデビューするお馬さんたちは、原則的にはまず2歳の6月頃から行われる新馬戦に出走するわけですが、ここで負けてしまったお馬さんについては、基本的には「未勝利戦」を走ることになります。

ところが、この未勝利戦は、3歳の夏開催(9月上旬くらい)までしか開催されず、それまでに1勝して、このクラスを脱出(上のクラスに昇格)できなければ、実質的には出走できるレースがなくなってしまいます。

それまでに勝てなかったお馬さんは、この時期に早くも引退するか、それとも地方競馬に移籍するかの選択を迫られることになります。

もちろん、地方競馬で何勝かすれば、JRAに戻ってこれる制度もありますが、それも簡単ではありません。

JRAと地方競馬では、レベルもさることながら、賞金額が大きく違うため、サラブレットはほとんどの場合、まずJRAでのデビュー、そして1勝を目指します。

それは一口馬主クラブのお馬さんももちろん例外ではありません。
投資対象でもあるわけですから、そういった点から考えても、JRAでデビューし、そして1勝することは、かなり大きな意味を持ちます。

1勝さえすれば、その後もJRAで走り続ける「権利」が得られる、という言い方も、間違ってはいないでしょう。
JRAで走り続けていさえすれば、その後もさらに勝利を上げる可能性がありますし、そうして出世を続けることができれば、いつかは重賞、そしてGⅠでの勝利を目指すことだって出来る…つまり、夢を見続けることが出来るわけです!

ジルバーンは今、その権利を得られたわけですから、今はゆっくり休むことができます。
まだまだ身体が小さいので、さらに成長して、大きくなってまた競馬場に戻ってきて欲しいところです。

さて…
一口馬主2世代目となる今年の2歳馬5頭についても、当然まだしばらくは出走することはありませんし、ジルバーンも休養中のため、一口馬主ライフは小休止。

そう思っていた2月上旬のとある日。
Twitter上が何やら騒がしいので見に行ってみると…

「キャロット」
「キャンセル募集」

…といったWordが目に入ってきます。

キャンセル募集??
…聞き馴染みのない言葉です。

そこで、キャロットクラブのWEBサイトを覗いてみると、2月7日のインフォメーションに「キャンセル募集・実施方法のご案内」というタイトルを発見。さっそく確認してみると…

「キャンセル口数が生じた募集馬について、(中略)再募集を行います。」

ほ?キャンセル??
つまり、あの厳しい抽選をくぐり抜け、当選したというのにキャンセルした人がいるってこと???

そもそも、キャンセルとか出来るんですねー。
そっか…当選したけど、お金を払わなければ、自動的にキャンセル扱いになっちゃうってことなのかな。よく分かりませんが。

…お?
インフォメーションの最後に、こんなことが載っていました。

※キャンセル募集の詳細に関しましては「よくあるお問い合わせ」の<キャンセル募集>にてご案内しておりますので、ご一読ください。

なるほど。ではさっそくご一読してみます。

ふむふむ…つまり、そもそも「キャンセル募集」って何よ?!…ということなんですが、諸事情で退会してしまった人が持っていた出資の権利を再配分するってことなんですね。退会する人もいるってことなんですねー。

それで、応募者多数の場合、最優先希望枠の落選実績(いわゆる×があるかないか、とか)や、母馬出資者優先制度などは適用されず、全員横並びの無作為抽選にて決定する、ということらしいです。

つまり、新規入会希望者や、母馬優先枠などを持っていない新参者の会員でも、人気の高いお馬さんに出資できる可能性があるってことなんですね!

ただ、第一次募集で最優先希望馬が落選した人などには「キャンセル番号」というのが無作為に30番まで付与されているらしく、その番号を持っている人にまず優先権があるみたいですね(そんな番号があることすら知らなんだ…)。

すると、2日後の2月9日に続報が出ました。

「ラドラーダの20」「ロスヴァイセの20」「ハヴユーゴーンアウェイの20」「シンハリーズの20」の4頭について、「キャンセル番号付与対象者」へ、番号順に「出資の意思」を確認する連絡をする、との内容です。

やっぱり、あくまでキャンセル募集なので、そんなにたくさん募集されるわけではないし、そもそも「キャンセル番号」を持っていないと、まったく関係のない話だったんですね…ぴえん(T_T)

…と思っていた矢先に!
さらなる驚きの続報が飛び込んできました!!

次回へ続きます。

以上、鶴岡一之介(鶴)でした。

(画像は、中京競馬場直線の坂)

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