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ジルバーン3走目(追記):一口馬主日記~いつか俺も馬主に~146

惜しくも2着…
よく頑張った2着。

どっちとも言えると思います。
ただ、未勝利戦があるうちに1勝しなければ、JRAでは走ることが難しくなるわけですから、勝つか勝たないかでは大きく違います。

そういう意味では…本当に大きなクビ差でした。
しかし、これまでの2戦とは違い、大きな可能性を感じさせてくれた1戦ともなりました。

それにしても…ここまでダート適性があるとは。
そう言えば、鞍上のノリさんは、初めてジルバーンに跨った前走後に言ってました。

『走りは悪くありませんでしたが、ダートを試してもいいかもしれませんね』

そのコメントを見て、正直(まさか…)と思いました。
でも、さすがはベテラン。このダートでの走りを見抜いていたんですね…

社台サラブレットクラブのWEBサイトには、その日のうちに武英智調教師のコメントが掲載されました。

「ゲート内で落ち着かず、トモを少し落としたタイミングでスタートを切られて出遅れてしまいました。それでも序盤の後手を挽回するレースを見せてくれて、ダート替わりでさらに良さが出たと思います。最後の直線で少し内に寄れてしまったロスが悔やまれ、それさえなければ勝っていたと思います。週明けまでレース後の状態を確認して、問題がなければ初勝利を目指してこのまま続戦していこうと思います」

特に問題がなければ、そのまま続戦ということです!
もちろん、未勝利戦は夏競馬が終わるまでしかありませんので、それまでに1勝しなければならない、ということを考えると、早いうちに勝っておきたいところですので、のんびりと成長を待つ時間もありません。

時期が押し迫ってくれば、3歳未勝利戦は登録馬が大挙して列を成すため、除外ラッシュとなります。できれば夏競馬を迎える前には勝ちたい。
…調子がいいのであれば、どんどん走って勝利を目指すしかありません。

週が明け、発売された週刊Gallopを購入。
さっそく、レースの記事を見てみます。
まずは記者のコメントから。

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おおー!
「高い砂適正を感じさせる走り!」とあります!
もちろん相手関係もあるとは思いますが、次走もダートであれば、かなり勝てる確率が高いのではないでしょうか。

お?ノリさんのコメントも紹介されています!
どれどれ…

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ず、ずこー!(←表現が古い)
「これだけ走ってくれれば、十分」って…
ノリさん…勝たないと未来が開けないんだよ…(T_T)

まあ、もちろんノリさんも十分わかってくれているとは思いますけど(笑)
こういうクールな対応も、ノリさんっぽいですよね。

画像3

レースを見ているときには気づきませんでしたが、データを見てみると、1着馬は逃げた11番、3着馬もずっと逃げ馬の後ろにつけていた13番だったんですね。

つまり、そもそも「前残り」の競馬、つまり「前につけていないと、とても勝ち負けにはならない展開」だった、ということが言えるかと思います。
その中で後方から2着に来たジルバーン。十分強いと言えるのではないでしょうか!

さらに、ラスト3ハロンの上がりタイムが、他のお馬さんと比べて1秒以上も早かったんですね!

1着になった11番が38.9秒、3着の13番が39.1秒だったのに対し、ジルバーンは37.8秒。上がりタイム2位が38.8秒ですから、ものすごい脚です!
ほぼ最後方から、1着とクビ差まで突っ込んできたこともうなずけます。

馬場適性についてはまだ特定できませんけれども、とにかくいまの中京ダートコースは合っている…と言ってもいいのではないでしょうか。
次もできれば早いうちに、同じ中京で同じ距離に出走させたいところです。

ただ、馬体重はさらに2キロ減って、426kgでの出走でしたから、連闘や中一週での続戦は考えにくい。となれば、狙いは中二週での1月29日か30日。
ダート1800Mの未勝利戦はあるのでしょうか?…さっそく、番組表をチェックしてみます。

すると、ダート1800Mの未勝利戦は両日ともありますが、29日は牝馬限定戦ですので、自ずと30日に絞られます。
確か…前走2着ですから、未勝利戦の優先出走権があるはずです。
狙ったレースに出走させられるはずなので、おそらく30日の未勝利戦へ出走させようと考えるはずです。

ただ、29日にダート1900Mの未勝利戦もありますので、相手関係ではこちらを狙って来る可能性も、なくはないかと…

とにかく!
次走は勝ってくれるのではないでしょうか?
これは見に行きたい。目の前でジルバーンの勝利を見たい!!

…というわけで、両日の中京競馬場の指定席の抽選に申し込んでみようと思います。

次回へ続きます。

以上、鶴岡一之介(鶴)でした。

(画像は、中山競馬場1コーナーから2コーナーのカーブ)

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