見出し画像

期待、膨らませるべからず。

日曜日の朝。
人形のお世話やおままごとが好きな3歳娘と、スコーンを作った。
「まぜまぜ〜。ハートの形にするね!」と、楽しく調理。

オーブンで焼くとふっくら膨らみ、広がるバターの香りと、程よい焼き目。
上手にできたねぇ〜と、笑いあった。

よしよし、美味しそう。
少食な娘も食に興味を持ってくれるだろうと期待を膨らませ…たのだが、、、

「食べない。いらない、ママ食べて!」
あっけなく裏切られる。

それが育児ですよね。
わかってるよ、わかってる。
ママの思った通りにはいかないよね〜。
勉強になりますぅ〜。
と、割り切って違う朝ごはんを考える。

こんな時は冷凍の焼きおにぎりだな。
1分ほど加熱すれば温かい朝ごはんの出来上がりだ。
どうにか騙し騙し食べさせる。

冷凍食品なしに心の安堵は得れない。

焼きたてで温かいスコーンはバターとチョコのバランスも良くできた。
我ながら美味しくできたので、バクバク食べちゃって、おかげで胃が重くなった。
そうやってママはふくよかになっていくのが世の常なのかも。
(ただの食欲旺盛妊婦なだけ。)

そもそも、勝手にふっくらと膨らませた期待がよろしくないな。
勝手にふくらませて、裏切られた気持ちになっていては不健全すぎる。

頭でわかっていてる。
勝手に期待しない。期待しない。

わかっているのに今日もぷぅーっとふくらませてしまう…。

いい意味で期待を裏切ってくれる時もある。
そんな事もできるようになったのー!?
すごーい!ビックリ。

そんな日々の繰り返し。

膨らませるのはスコーンだけにしたいものです。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?