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演技講座

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弦巻楽団が2013年から開講している演技講座の情報をアップします。年齢や経験もさまざまな参加者が協働して舞台を作り上げます。
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2020年11月の記事一覧

#5衣装編|演技講座「桜の園のつくりかた」

本番が近づいて来ました。 中学生から社会人まで、初舞台の人から経験者まで。演技講座ではさまざまな人が入り乱れて一つの舞台を作り上げています! 受講生によるスタッフワークを紹介する企画「桜の園のつくりかた」のラストは衣装チームです。「演技を考えることはどこで何をしているか考えること」。衣装は身分や性格を表すだけでなく、その人物の行動にも影響を与えます。 当時のロシアではどのような服装が用いられていたのかを、素敵なイラストとともに紹介していただきました! ロシアの衣装〜服

#4小道具編|演技講座「桜の園のつくりかた」

舞台の小道具というと皆さん何を思い浮かべるでしょうか? 舞台の小道具は単に手に持つものに留まらず、劇中に登場する置物や1度のみの登場なものなど様々あります。 今回は19〜20世紀ロシアということで、日本が舞台のお芝居とは違ったデザインなどが特徴的です。そういったら細かい部分も見ていただけるとより一層物語を楽しんでいただけるかと思います。 そしてそして今回第4回目は小道具チームの紹介になります。個性的な自己紹介にも注目です!! それではどうぞー!! 小道具づくりの精鋭達

#3文芸編|演技講座「桜の園のつくりかた」

こんにちは!桜の園制作チームです!演技講座受講生たちが担当しているスタッフワークのご紹介、3回目は文芸部です!! 『桜の園』かはチェーホフ最後の作品で1903年に執筆されました。当時のロシアの文化や、時代性、装飾品、生活レベルを知ることでより深く戯曲を理解するため、文芸部の皆さんが幅広く調べてくれています! ネットだけでなく、手分けして図書館で資料も借りているようです。ありがたや・・・! 文芸部のテーマは「ロシアの学問」です! ロシアの学問〜万年大学生の謎〜文芸部は、わ

#2音楽編|演技講座「桜の園のつくりかた」

劇中に使用される音楽や効果音は作品を印象付け、演出のための手段のひとつとして欠かせないものとなっています。 これまでの講座発表公演では、実際に舞台上で楽器や音の出るものを使って音を出し、その場面により臨場感が出るよう作り上げてきました。 ということで、初回の演出チームに続き、今回は「音楽チーム」のご紹介です。 テーマは「ロシアの音楽〜19世紀の楽器とは!?〜」! ロシアの音楽〜19世紀の楽器とは!?〜 音楽班は、舞台の中で流れる音楽や効果音などを担当しています。 そ

#1演出編|演技講座「桜の園のつくりかた」

こんにちは。弦巻楽団演技講座 二学期発表公演『桜の園』、制作チームです。 演技講座では、舞台に立つ稽古だけでなく、音楽・美術・衣装・小道具など、さまざまなスタッフワークも自分たちで取り組んでいます!私たち制作チームも、講座生によって構成されています。 弦巻さんは、「演技を考えるというのは、どこで何をしているか考えることだ」と言います。20世紀初頭当時のロシアの音楽について、家について、学問について、服装についてを考えることは、「演技」について考えることにつながっているのだ

【公演情報】演技講座二学期 発表公演『桜の園』

年齢・職業・演劇経験の垣根を超えて作品創作に取り組み、本格的な演劇体験ができることに定評のある「弦巻楽団演技講座」。2020年度2学期はアントン・チェーホフの世界的名作「桜の園」に挑みます! 揺るがないと信じていたものが失われていく哀愁と人間の愚かさを滑稽に描いた喜劇。過去や身分に囚われながらも前進しようとする登場人物達の姿は、大きく移り変わろうとしている現代で暮らす私たちに重なります。 中学生から社会人まで、ダブルキャストで堂々上演! 作品についてみんな夢を見ている。