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サイコパスな夢 -赤い手-

カフェバーのようなお店を家族で経営していた。
夫が「ハロウィンになると煙突から赤い手が来る。来たら2人分の手の指を差し出さなきゃいけない」と言った
とても怖いし、私は趣味で楽器をやっているので絶対指は渡したくないと言ったら
夫が「わからないよ。ニコニコ過ごしてたら来ないかもしれないね」と
でも来たら自分のを差し出さなければならない。それは困るから指を用意しなくちゃ
と思い、どういう経緯か囚人のような男性2人の指をもらうことになった。
ひとりは髭面の少しガタイの良い男性
もうひとりは痩せ気味の男性だった
どちらも犯罪者顔だった
それもなぜか自分の子供含め大勢の子供たちが、男性から指を取ってお店に持って帰ってきてくれたのだ
その指を娘が透明なガラスでできた広口のカラスの形をした瓶に血と一緒に入れて、上からぶら下げた。
真っ赤なカラスのようだった

その後、なぜかお店がオープンしお客さんがぽつぽつ入店した。
お客さんに注文を伺うと、揃って「内緒だけど◾️◾️ください」と。
(◾️◾️はなんだか忘れたけど、秘密のメニューみたいなもののようだった)
夫にヒソヒソと「◾️◾️注文入ったよ」というと、夫は私が用意すればいいと言った
私は嫌だなぁと思いながらソレを用意していた。
ソレは人の顔を削いで食用に焼いたものだった。
私は鉄板の上でソレ並べて焼いて、縮んでいくのを眺めながら裏返す時にくっついて嫌だな、夫がやればいいのにと思っていた。
ソレが完成し、お客さんに出しに行ったところ、お客さんの顔が血だらけで削られていることに気がついた。ソレはお客さんの顔そのものだったのだ。
他のお客さんもみんなそうだった。
そのお客さんたちが食事を終えて帰った後、またいつの間にか大勢のお客さんが席に座っていた。
そのうち1人のお客さんの手が赤いことに気がついて、私が「もしかして…」と言ったら
そこにいた全員のお客さんが私に向かって指差した
そう思ったら、そのお客さんたちの手は全員血だらけで、指が切り落とされて無かった。
私は恐怖で悲鳴をあげた

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