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野球記事まとめ

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自分が書いた野球記事をまとめています。
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2020年9月の記事一覧

パ・リーグ各球団の手書きのスタメン表をまとめてみた

千葉ロッテマリーンズの手書きのスタメン表が達筆だと話題になっていたので、パ・リーグ6球団のスタメン表をまとめてみました。朝日新聞のロッテ担当の方が毎試合、スタメン表をあげておられます。 このスタメン表、監督が書いていると思う人もおられるかと思いますが、記入するのは監督ではなく、球団スタッフの仕事だそうです。ちなみにメンバー表を書いているロッテのスタッフの方は、幼稚園から小6まで習字をされていて、とても達筆なんだとか。本当に見ているとまるで何かフォントのような整い方で、印刷さ

野球noteの自己紹介を兼ねて 最も心を動かされた現地観戦 9回2死からの満塁ホームラン

まだちゃんと自己紹介記事を書いていない当note、とはいえ、普通に自己紹介するのもあれなので、今回は自己紹介名目で、「最も心を動かされた現地観戦」の試合を振り返って取り上げていこうと思います。 noteをはじめて10日目、毎日更新しようと思いつつなんやかんやでまだ書いた記事は8本となってます。野球のことやらビジネスのことを書いていこうと思っていましたが、今のところほとんど野球ですね。やはり好きなことは書きやすいなと思います。 そんな中で、まだちゃんと自己紹介をしていなかっ

パ・リーグ最多勝争いに新たな刺客 ロッテ・美馬投手 5連勝で7勝目

パ・リーグの最多勝争いに新たな刺客が現れました。当初、開幕8連勝で圧倒的に勝ち星を積み上げていた楽天・涌井投手ですが、ここ3試合は負数2、勝ち負けつかずが1となり少し停滞気味。一方、ロッテ・美馬投手が5連勝で勝数7となり、最多勝争いに名乗りを上げ猛追しています。 そんな2人の投手ですが、涌井投手は金銭トレードでロッテから楽天に移籍しての1年目、美馬投手はFAで楽天からロッテに移籍しての1年目ということで、チームを入れ替わった同士の最多勝争いとなっています。 最多勝争いの順

西武 内海哲也投手の「安定感」を、指標上から巨人時代と比較

8月22日のオリックス戦で708日ぶりの1軍登板を果たし、9月2日のロッテ戦では743日ぶりの勝利を遂げた埼玉西武ライオンズ 内海哲也投手(38)、これまで3試合に登板し、西武の先発ローテーションに定着しつつあります。(※2020年9月10日時点の情報です。) 今回はそんな内海哲也投手を、「安定感」という観点から「BB/9」と「WHIP」という2つの指標をもとに、巨人時代と今季の比較を行うと、非常に安定した投球をしていることが見えてきたという話をしていきたいと思います。(も

【データで見るプロ野球 パ・リーグ】首位 ソフトバンク、 2位 ロッテと3位 楽天の決定的な差は対オリックス戦にあり

首位ソフトバンク、2位ロッテ、3位楽天の優勝争いが続くパ・リーグ。2020年度前半戦の振り返りとして、前半戦(〜8月末)の戦績を分けた決定的な差は、オリックス戦にあるという話をしていきたいと思います。 前半戦は1位 ソフトバンク、2位 ロッテとなった前半戦の指標を見てきましょう。ソフトバンクは、防御率3.30と投手力が光りました。頭数が揃っている先発陣による余裕のあるローテーション、そしてリリーフ陣ではモイネロ投手、森投手が安定した活躍見せました。本塁打も75本と他球団を圧

巨人・中島宏之選手は、いわゆる「福留曲線」を描いているわけではないということ

今季、巨人のファーストとして定着し、勝負強いバッティングで活躍を見せる中島宏之選手。8月14日には、通算200号本塁打も記録しました。そんな中島宏之選手、今季の成績には一部ではいわゆる「福留曲線」を描いている、とも言われています。福留孝介選手、中島宏之選手、どちらも素晴らしい選手ですが、今回は両者のNPB復帰以降の成績を比較してみると、実は全く異なった傾向にあるという話をしていこうと思います。 そもそも「福留曲線」とはまずは福留孝介選手の紹介から。43歳の大ベテランです。

【福岡ソフトバンクホークス・モイネロ投手】 驚異の奪三振能力 奪三振率「16.84」のスゴさ、歴代記録との比較

2020年度 前半戦、福岡ソフトバンクホークスでリリーフとして大車輪の活躍を見せたモイネロ投手。ファンの間では「三振しか奪えない男」の異名もあるとか。今回はそんなモイネロ投手の奪三振能力のスゴさを、奪三振率とは何かに触れた上で、モイネロ投手の奪三振率「16.84」に着目して見ていきたいと思います。※2020年度 8月末時点の数字です。 モイネロ投手の圧倒的な投球動画その前に、モイネロ投手のスゴさはこの動画を見ておくと実感できます。 奪三振率とは何か今回はモイネロ投手の奪三