とある方向

ふとできた 隙間が

記憶を呼び起こす

それはいつも突然で

見たくないのに

思い出したくないのに

汚れた手 感触と声

1つ1つまとわりつく破片を

灰にして空へ 送る

君との思い出

自分を保てないから

一番好きな場所を

何もない状態にして 僕はまた手を洗う

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