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【オリジナル曲編】tsurucloverが選ぶ #2023年上半期Vtuber楽曲10選

こんにちは、鶴です。最近ポケモンユナイトブームが再燃して一生プレイしていました。ブラッキーとヤドランとワタシラガが好きです(陰キャ)。

さて、「VTuberの音楽を追ってきた半年を振り返りたいなぁ」と思っていたところにこのような素敵な企画が御座いましたので、参加させて頂こうと筆を執りました。
https://note.com/noraneko_no_you/n/nefe32374dc2a

ただ、オリジナル曲とカバー曲はその魅力をひとくくりに出来ないと思ったので、今回はオリジナル曲に絞った10本をお送りします。カバー曲編はまた後日。

曲の順番は投稿日時順です。それでは宜しくお願いいたします。


革命のオーバーチュア / 魔王トゥルシー × FAKE TYPE.

めちゃくちゃFAKE TYPE。そしてその曲と互いの魅力を引き立て合う歌唱があまりに魅力的。その歌唱表現はFAKE TYPEファンの友人に「全てにおいて『こう歌って欲しい』という理想通りに歌ってくれる」「こんなにもFAKE TYPEの曲を完璧に表現してる歌唱は初めて聴いた」と言わしめるほど。かく言う私も、この曲を初めて聞いたときはトゥルシー・ナイトメアさんもFAKE TYPEさんも存じていなかったが、その友人と同じように「曲と歌唱のシナジーやばすぎ!!!!!」と衝撃を受けたことをよく覚えている。
アンダーグラウンドの革命前夜に相応しいダークでポップな一曲。古来からのインターネットの住民はニヤッとしてしまう歌詞にも注目して是非とも聴いて頂きたい。
ところでこの革命のオーバーチュアに加えて『Doggy god's street(戌神ころね)』や『ウタカタララバイ(Ado)』などFAKE TYPE提供楽曲が軒並み好みであることに最近ようやく気が付きました。最近だと『Trigger(七海うらら)』も沢山聴いています。

Newton / 星街すいせい

じん×星街すいせいの約束された最高のナンバー。軽快で疾走感溢れるバンドサウンドに乗せられたボーカルは突き抜けるように爽やかで、聴いているだけで心が晴れやかになる。ロックからバラードまで何を歌わせても一級品以上の表現を魅せ付ける彼女の歌声の虜になりっぱなしである。なぜ彼女の歌声はこんなにも心に届くのだろうか…歌詞の一つ一つが彼女の言葉となって聴き手である我々に訴えかけてくるような説得力に満ち溢れている。特に「愛してる」「解ってよ」「聞かせて」などカギカッコに囲われた歌詞はまさにこちらに語り掛けるように聴こえ、楽曲のメッセージ性を裏付けているように感じられる。
星街すいせいが活動の中で抱えてきた感情が込められているという2ndアルバム『Spector』。そのラストを飾るに相応しい楽曲として間違いない一曲。
そして2ndLIVE現地で推しの「だいすき~!!」を直に浴びた思い出は一生忘れません。大好きだよ、星街すいせい。

UMenity / 涼海ネモ

この半年のVTuber音楽体験を振り返るにあたって「この曲は絶対に外せない」と最初に思ったのは何を隠そうこの『UMenity』。さざ波のように清く柔らかな歌声を支えるように奏でられるジャズテイストの伴奏が、穏やかで心安らぐひと時を創り上げる。どこか儚げであると同時に芯の強さも感じられる唯一無二の美しい歌声が心を掴んで離さない。ラスサビでワントーン上がる箇所が本当に好きで、聴く度に鳥肌が立つような感動を覚える。また、彼女の歌声を直に味わうことの出来るアウトロの構成も大好き。
「涼海ネモの自己紹介ソング」と本人も謳うこの曲は、歌詞も曲調も彼女の魅力を最大限に引き立てているように思う。涼海ネモのためにある楽曲であり、涼海ネモにしか歌えない楽曲。
「この歌が僕の入り口になってくれたら嬉しい」という想いの通り、私はUMenityでネモたに出会うことが出来ました。そういった意味でもこの楽曲への思い入れは深いし、ネモたの活動を応援する中でずっと思い出の一曲で在り続けるんだろうなぁと感じています。

Twilight Stream / 龍ヶ崎リン

ハスキーな低音で綴られる歌声にうっとりするナンバー。ド深夜のクラブで聴けば体は揺れてテンションは上がるし、一方でこれを聴きながら多分寝れるであろうリラックス感もまた存在するし、様々な魅力に溢れた一曲。ゆったりとしたテンポ感が、龍ヶ崎リンの歌声の良さに聴き入るのに絶好でたまらない。また、サビでふわっと照明が煌めくようなメロディ展開は心をじんわりと熱くさせるようで、何度聴いても夢心地である。
歌詞はガサキのこれまでとこれから、そしてファンへの想いが込められているとのことで、満を持してリリースされた1stシングルとしてこれ以上ない一曲。この曲を聴いたファンの気持ちを考えるだけで泣けてくる。特にラスサビの歌詞は、初めて聴いた際にガサキのことを全然知らなかったにも関わらず、なんて良いメッセージを抱いた歌詞なんだと胸にグッと来た。
先日行われた1stワンマンはTwilight Streamを聴くために視聴したといっても過言では無かったので聴けてマジで良かったです。最高の夜でした。

名前のない感情 / 町田ちま

にじさんじが誇る歌姫、町田ちまのオリジナルソング。歌が上手い。本当に上手い。
まちまの歌唱と言えば荘厳で重厚感のある印象が個人的には強く、歌ってみた上位では「フォニイ」「ド屑」、近頃の投稿だと「ジェヘナ」「すずめ」といった作品が、この印象に近しいものを持っていると感じている。
そこに現れたのがこの「名前のない感情」という楽曲だった。力強いベースに支えられたシンプルなバンドサウンドとまちまの歌声の融和があまりに心地良く、特にサビ入りの勢いは、曇天の雲が一気に散って一面の青空が広がるような爽快感を覚える。曲調に合わせた歌唱表現が効きに効いたまちまの軽やかな歌声は、心にスッと届くかのようで心惹かれる。彼女の新たな魅力に気付くきっかけとなった意味でも、思い出深い一曲になった。

OYASUMI NIGHT / 花風りん

淑やかなイントロとメロから、サビで一気に世界が開けるような展開が心躍らせる一曲。特にサビ前で曲が途切れて歌唱のみになる箇所は、全体的に穏やかな曲調の中でキュッと締まるような転換点として役割を果たしていて、聴き手を更にこの楽曲の虜にする。また、可愛らしい歌声と雄大なサビの伴奏の組み合わせが聴いていてとても気持ちよく、優しさで溢れた包容力を生み出しているかのよう。
深い深い夢の中に落ちていくような没入感とも、高い高い星空へ昇っていくような浮遊感とも捉えられる世界観に、ただただ身を委ねて意識を漂わせるのがとても心地良い。

Our Bright Parade / hololive IDOL PROJECT

ホロライブ4thフェスの表題曲となったホロライブメンバーによる集合曲。ブラスサウンドの華やかさとロックサウンドの疾走感が合わさって、聴いていると前向きで元気な気持ちになれる。サビの声の重なり合いは集合曲ならではであり大迫力。
そして、ホロメンが一致団結して前向きに突き進む様子を「パレード」と例える表現力が本当に好きで、もうこの時点で感動する。それだけでなく歌詞について、「悔しさも 愛しさも 連れておいで」とネガティブな感情も引き連れて歩もうとする強い意志も、「輝くんだよ 暗がりを満たすのは 君だ 僕だ!」とファンも共に歩んで行こうという想いもまた「パレード」。一貫したテーマが曲の存在をさらに強固にする。
曲調と歌詞のあまりの輝かしさに思わず涙がこぼれそうになる、勇気と希望に満ち溢れた最強のアイドルソング。

WWW/ HIMEHINA

HIMEHINAの音楽は治安が悪ければ悪いほど良いと相場が決まっている(個人の感想です)。
とにかく曲調が好きで堪らない一曲。歌唱もメロディもノリも緩急が激しく、爆速のジェットコースターに振り回されるかような刺激的なひと時を味わえる。特に歌唱表現の多様さがたまらない。時に気だるげに、時に重く圧をかけるように、時に叫び散らすように、そして時に素の彼女達が見え隠れするように、など箇所箇所によって幾度となく切り替わる歌声の表情が3分41秒の濃密なエンターテインメントを創り上げている。
聴いていてテンションが爆発するので、よく出勤前に聴いて一日のエンジンかけています。あとVFesでHIMEHINAちゃんのシルエットが見えた時から「やっぱり歌うならWWWかなぁ…踊?!」「流石に2曲目は…ハロホロ?!?!」「3曲もやるんか?…うわあああWWWだあああああああ!!!!!!」と散々焦らされてたのでWWWのイントロが聞こえた瞬間テンション壊れました。最高でした。

ダイヤノカガヤキ / 七海うらら

七海うららの記念すべきメジャー1stシングル。
一度聴いたら耳から離れないサビの歌唱がとにかく魅力的。力強く、同時にどこか脆さががチラつく全身全霊の歌唱は、自身の思いの丈をこの楽曲に託したことがひしひしと伝わってくるかのよう。まさに彼女自身の命の輝きが込められている渾身の一曲に違いない。もちろんその想いはサビだけでなく歌詞全体から伝わり、七海うららの生き様を象徴する一曲なのではないかとも思える強いメッセージ性を感じずにはいられない。
メジャーデビューだけでなくパラレルシンガーとしての活躍も話題を呼んでおり、今最も盛り上がりを見せているVシンガーの一人と言っても過言ではない七海うらら。彼女のこれからの活躍に目が離せない。

skylark / 渡会雲雀

渡会雲雀1stオリジナルソングとなる正統派バンドロック。まるで雲一つない晴天の下で聴いているかのように晴れやかで爽快な気持ちになれる一曲。
歌がとんでもなく上手いのは勿論のこと、歌を自分の言葉で聴き手に投げかけるように歌い上げるので、歌声が体の隅から隅まで染み渡るかのよう。観客を目の前にして歌ってきた経験が彼の真っすぐな歌声を創り上げているのだろうな、と背景は分からないながらに感じている。特に好きな箇所は楽曲の中で唯一ファルセットに切り替わるラスサビ「朝を告げたい」の箇所。その澄んだ美しさがとんでもなく好き。
渡会雲雀を抜きに歌の上手いVTuberの話は出来ない、と信じているほどには彼の歌声に心酔している。現地ソロライブが決まったら絶対に行きたいし、そこでskylark聴いたら多分ワケも分からないまま号泣してしまうと思う。そのくらい大好きな一曲。


以上、2023年上半期を振り返っての厳選10曲でした。
唇に血を滲ませながら絞りに絞った10本だったので、勿論まだまだ好きな楽曲は沢山あります。そんな楽曲たちを集めたリストがこちらなので是非垂れ流すなどして新しい出会いのきっかけにして頂けたら嬉しいです。現在130本くらい入っているらしい。

そして、今回紹介させて頂いたのはオリジナル曲でした。カバー曲についても厳選し終えているので、7月中には投稿したいな~のお気持ちです(上半期振り返りだし)。

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それでは。

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