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魔法みたいな夜が来る
2019年11月4日
東京ドームで行われた、aurora arkツアーのファイナル。
その様子が映像化された際、本編はVo./Gt藤原基央のMCから始まった。
「なんか魔法みたいな夜だった」
このツアーを象徴する一言だと思う。
いや、個人的にはBUMP OF CHICKENを象徴するような一言だと思う。
(例外はもちろんあるが)BUMP OF CHICKENの新曲やMVの発表は22時とか24時とか遅い時間が多くて、いつもテレビにかじりついて、あるいはスマホを片手にイヤホンをして、何度も『魔法みたいな夜』を見てきた。
コロナがあって、例の事件があって、25周年もちゃんとそのタイミングで祝えなくて。
それでも新曲が来て、ライブがあって、25周年もちょっと遅れてみんなで祝えた。
be there
『ここにいる』
今回のツアーは、そう名付けられた。
aurora arkのMCは、こう続く。
「でも別に、魔法がかかってたわけじゃねぇんだよ」
「俺とお前がさ、音楽を真ん中にしてさ、音楽を目印にしてさ、待ち合わせしてさ、それが上手くいったっていう、それだけの、普通の日なんだ」
ステージの上で、BUMP OF CHICKENが待ってる。
僕らは客席で、彼らを待ってる。
BUMP OF CHICKENの音楽を目印に、居合わせた僕らは、きっとまた魔法みたいな夜を過ごす。
声が枯れるまで歌おう。
気が済むまで泣こう。
初めて彼らに会う人も、何回も彼らに会ってる人も。
誰も彼もが合わさって、最高の夜にしよう。
では、行ってきます!
2023年5月28日
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