麻雀歴5ヶ月のメンバーがリーチ代走でやらかした話
なんかここ数日、メンバーの代走に関する話をよく見かけたので僕のしくじり小話をひとつ。
僕は麻雀を始めてほんの数カ月でメンバーになった。
その頃の詳しい話は別のnoteに書いてあるので、興味があったら読んでみてください。
メンバーとして働き始めて1ヶ月もたたない頃、麻雀歴に関して言えば5ヶ月くらいの頃の話。
当時昼番だった僕は、常連3人と普段あまり来ない客の4人で打っている1卓しかない状況で、立番をしていた。
バイトリーダーは事務所で作業、フロアには僕ともう1人おじいちゃんのメンバーがいて、二人でやることも話すこともさしてないので立ち見をしていた。
あんまり来ない客、Aはリーチを打った。
リーチ赤赤、ツモで満貫まである先制リーチだった。
その客は僕の方を見て「リーチ代走」と一言。
麻雀歴たった5ヶ月、メンバー歴1ヶ月の僕はこの頃まだリーチ代走しか任されておらず、かつ変則待ちやら多面張のリーチは他のメンバーが入ってた。
なので、待ちの形は覚えてないが、まぁ大したことない普通の両面待ちだったと思う。
Aは席を立つと、トイレへ向かった。
僕は代走に入ったわけだが、そのタイミングで対面から追っかけリーチが入った。
まぁただ、こちらも既にリーチしてしまっているのでどうしようもない。
僕はただツモって切るしか出来ないわけだし。
しばらくめくり合いが続き、僕は何回めかのツモで手牌に暗刻になっている5mを持ってきた。
気づいた時には、河に切っていた。
対面から「ロン」の声が飛んでくる。
8000の放銃だった。
点棒授受を終えて、次局が始まり理牌をしているとAが戻ってきた。
僕は「すみません、対面からの追っかけリーチに8000放銃してしまいました」と謝った。
Aは、特にそれに対して何も言わなかった。
席を立った後、ずっと後ろで見ていたおじいちゃんメンバーと目が合う。
おじいちゃんは僕にそっと「今のは黙っておこうね」と耳打ちした。
僕もそれに頷いた。
それからしばらくして、卓が割れて、夕方仕事終わりのお客さんが来るまでの暇な時間におじいちゃんがまた僕に話してきた。
「あれは、普通はカンした方がいいと思うよ」
「次から気をつけようね」
そんな内容だった。
当時、麻雀歴の浅い僕はこの失敗を胸に刻み込み、以降代走に入る際は手牌に暗刻がある時はカンをすることだけは忘れないようにした。
今になって、マジで客が戻ってきて「一局お願いね」とか言われてカン忘れるのを後ろから見られてなくてよかったな、と思う。
そんなお話しでした。
おまけ
これはつい最近、僕が今働いている雀荘での話。
常連のJさんが、威勢よく「リーチ!代走!」と、リーチ代走を頼んできた。
僕がたまたま後ろから見ていたので、そのままリーチ代走に入る。
座ってすぐ、対面から追っかけリーチが入った。
手の中には、暗刻の8mがあった。
何回めかのツモで、僕は4枚目の8mを引き入れ、迷う事なくカンした。
嶺上から手繰り寄せた、7m。
和了牌ではないので、河に切る。
対面から「ロン」の声が飛んできた。
8000の放銃だった。
トイレから戻ってきたJさんに「すみません、対面の追っかけリーチに8000放銃してしまいました」と謝った。
…………。
もう僕にはどうしたら良いのか分かりません。
おしまい
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