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よき、よし、よく♪(短歌講座その3、1047字)

こんにちは~。^^

勝手に短歌のせんせいを
しているつもりの、つる です。♪

短歌(和歌)の文法って、わかりにくい。
そんなあなたさまへ、
拙い私の記事をお届けしようと
いう記事(コーナー)です。♪

今回は、形容詞(けいようし)の
お話をひとつしてみます。☆

万葉集(まんようしゅう)より一首、
挙げてみます。

あ、お腹空いてきたけど、
がんばって書きます。^^;

あ、やっぱり食べながら
書きます。。

インスタントそばと、
すきやきのふりかけを
掛けた、レトルトライス。
そして納豆の組み合わせ
です。☆

では、一首です。

よき人の
よしとよく見て
よしと言ひし
芳野よく見よ
よき人よく見つ

こんな歌もあるのですね。

読みはこうかな。

(よきひとの
よしとよくみて
よしといいし
よしのよくみよ
よきひとよくみつ)

芳野がよく読めなかったので、
調べてみますと、
どうやら、万葉集の頃には、
奈良の吉野のことを指すようです。
重要拠点とのこと。

それにしても、
こんなに「よ」の多い歌は
これだけかもしれませんね。☆

それで、形容詞ですけれども、

よし

良い、の終止形「よし」と
読むかな。。

形容詞とは、物事の状態や
性質などを表す言葉の
ようです。
ちなみに、名詞、動詞、
形容詞などの用語を
まとめて、

品詞(ひんし)と呼びます。

今一度。

よし

他にも、

浅いー>浅し
熱いー>熱し
淋しい(さみしい)ー>淋し

など、
どうやら「し」が付けば、
文語の形容詞になるようです。

これが活用するのですね。

よし、は終止形で、
一旦言葉が終わります。

よき、は連体形。
名詞(形)の言葉をくっつけます。

一首にありますように、

よき人

と詠まれていますね。

あとは、

よく、は連用形。

動詞など、動きのある言葉が
つづくみたいです。

一首では、

よく見て

と、「見て」と、
文字通り、

良く見て。

という意味、活用になるみたいです。

私の資料には、読解の
ありませんでしたので、
自分なりにこの歌を
読んでみますね。☆

人の良い人の良しと思い、
良く見て、
「良い。」と言いました、
吉野。

よく見て下さい。
吉野とは、
良い人が良く見たもの
なのでしょう。

こんな風に、自分なりに
読んでみました。♪

芳野(吉野)への思いが
たくさんの一首と思いました。^^

今回は、
万葉集から一首を採り上げて、
形容詞のお話を少ししました。☆

読者の方と、いっしょに
古文、文語、古典などにも
慣れ親しんでゆけたら、
幸いに思います。☆

ありがとうございました。m(_ _)m

次回の講座も、未定ですけれども、
余力があれば、書かせて
いただきますね。^^

どうぞ、よろしく
お願い申し上げます。☆

つる かく🍵

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