見出し画像

なんだかんだで(554字)

なんだかんだで、
短歌に帰ってくるような気がする。

いろんなジャンルの創作を好んでするけど、
理由はなんとなく分かる。

私の短歌の先生の死と、
萩原慎一郎さんの歌集、
『滑走路』を読んだことだ。

特に短歌を優先して考えようと
思っている訳では無いのだけど、
死ぬ間際まで創作できるのなら、
一つだけ与えられるのなら、
短歌を詠みたいと思う。

朝焼けの平たき地にはとめどなく注がるるかな眩しき光

思っている側からこうだ。

テクノ・アーティストの
スクエア・プッシャーが
インタビューにこう語っていたことを
思い出す。

「取るに足らないような物を作りたい。」

正確には記憶してないけど、
こんな感じの言葉だった。
とても共感した。

私はいい歌を詠みたいと思う。
でも、全てが受容される環境に
置かれて、初めて能力というのは
存分に発揮できるのではないかと考えた。

ここで思考が止まった。

私は物語りは得意ではない。
小説にもトライしてみたけど、
フィクションを書くのは苦手だった。

思ったこと、感じたこと、
31音くらいが丁度いい塩梅。
それくらいなら創れそう。

不思議と、単純な結果を思った。
色々と考えを述べたかったのだけど、
書きたいのはこれくらいでした。

お読み下さります方へ、
ありがとうございます。m(_ _)m

ひまわりの花を想像してみたよ冬は冷たい風が吹くもの

つる かく🌻

お着物を買うための、 資金とさせていただきます。