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つるの日記その108

毎度お世話になっております。

こんばんは。つるです。


今日は、ヘルパーさん訪問の日でした。

調理の日で、

豚汁を作っていただくよう、

お願いしました。


ここのところずっと、

おむすびばかり作っていただいて、

節約に努めていましたけれども、

たまには野菜など、

栄養を摂らないと、と思いまして。

今晩、あたためて、食べるつもりです。



短歌の詠み甲斐のある、昨今です。

抑圧された日常をバネにして、

気の利いた歌を詠みたいものです。


今回も、

万葉集秀歌集から1首、引いてみたいです。


世の中を何にたとへむ旦開きこぎいにし船のあと無きがごと


沙弥満誓(しゃみまにせい、と読むでしょうか)の

歌とありました。


読みは、

よのなかをなににたとえんあさびらき

こぎいにしふねのあとなきがごと

、となるようです。


歌意は、

世の中というものは何にたとえたらいいであろう。

夜が明けるころ漕いでいった船は、

船のいるうちはこいでゆく船の様子が見えるが、

あとには何もないようなものである。


とありました。

感じ入る1首でした。


返歌のつもりでも無いですけれども、

私も、船で詠みたくなりました。


遠ざかる船見てしをればゆふべにもつぎはこの手で漕ぎゆかむなり

(とおざかるふねみてしおればゆうべにも

 つぎはこのてでわれこぎゆかんなり)と読みたいです。


歌の意としては、


遠ざかる船を見ている夕べ。

つぎは、私の番かもしれない。

この自分の手で漕いで出てゆこう、きっと。


ほどの意、のつもりです。


古語、旧かな使いの歌は、

どんどん読んで、どんどん詠んでゆくことで、

身体的に詠めるようになってゆきたいと

思っています。

まだまだ勉強中の身ゆえ、

文法の誤りなどに、ご勘弁くださいませ。


それでは、またの更新まで。

ご無事をお祈り申し上げます。

どうぞ、ご自愛の日々を。


           つる かく

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