正反対夫婦 台所編
内装工事が終わって、仮リビングから本来の部屋へ戻ってきた
キッチンは夫の意向で窓が埋められ、つらっとした白い壁がつづく
(なんか、圧迫感があるな... )
そう、私は前の窓がある方が好きだった
しかし、夫は「太陽光は調味料が全部腐る」と、「光なんて一切いらん。邪魔でしかない」と強い姿勢で押し通し、外光の無い、蛍光灯のキッチンとなった
そう、夫は蛍光灯ギラギラタイプ
私は自然光がいいタイプ
夫は調味料や使う物を全部出しておきたいタイプ
私は収納してスッキリさせたいタイプ
正反対である
洗い物をしながら、外の光をすりガラス越しに感じながら、庭で遊ぶ娘の様子もわかるし、ペタッとはりつくヤモリの腹を見るのもほっこりして好きだったなぁ
もうヤモリを見ながら洗い物をすることもないのか... 白い壁と人工的な光の中でしか料理できないのか... テンションだだ下がりである(ずーーん)
かと言って、
窓は旧式で結露がひどく、毎度拭き掃除ができるほどマメではなく、じゃぁおまえ維持できるんかと言われれば何もいえません
キッチンは夫が使いやすいように棚が追加され、「よく使う皿だけ出してすぐ取れるようにした」そうだが、夫が取りやすくても私には取りにくい(身長差で私には高すぎるのです)
棚板がちょうど目の高さだから、なんだか目にささる... (え、いらん。なんかイヤやなぁ。目にささりそう。そもそも食器棚の収納で足りてるのに、この棚いらんやろ)と、目を細めて気持ち的にささって来そうな棚から目をガードしつつ、思った
更に上の段は全く手が届かない
(むしろ、何がのっているのか見えもしない)
完全に夫仕様である
あぁ、なんてストレス度の高いキッチンなんだ
そう、夫は空のペットボトルなんかを冷蔵庫の上にのせたり溜めたり、自分しか手の届かない場所にポンポンと置き、しかも掃除なんてしないものだから、知らない間に上の界がよくわからないことになっていることがよくある
おいおい、知らないうちに変なことをするんじゃぁないよっ
なんなのだ。
これから私はこの無機質なキッチンに慣れていくのだろうか
あぁ、外界とのつながりをください
そうしたら、物を動かしながら夫がおもむろに
「観葉植物は好きやから増やしてもいいよ」と言ったので、すかさず「大きいのでもよくホームセンターで安売りしてるよね」とトスを打つ
追加するなら場所はこことここやね、と、
室内に植物を追加する方向になりました
(多分そのはず)
あとは、できるだけ大きな緑を手に入れて、植物とか緑とか土とかを、身近に感じられる空間にしよう
そう思った年の瀬
折り合いをつけるって難しい。今日もお互いの円と円が重なる狭い狭い狭いーーーーい、あるのか無いのかよくわからんスペースを模索する日々であります
笑っておくれ!笑いは救いです
じゅんぐり回していきます☺️ 忘れた頃に、大きく育ってあなたのもとにも還りますように🙌🏼