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徒然なる思いの記録2022 Ukraine

昨年最後の100日目投稿が2021年7月7日。もうあれから半年以上。

今ほんの少し読み返してみても。当時の私は転職決まって浮かれていたよね。(因みに前回の投稿の2日後にはコロナ陽性で隔離経験していたね。。。)ちょうど前職の引継ぎが始まって、特に翻訳PM関連業務を、システムチームの次担当の人に引継ぎで、毎日一日中新担当の彼と電話会議してた。同じプロジェクト回していた彼女とも、翻訳に伴うサポートを毎日お願いしていた彼とも、営業案件でお世話になっていたEditorsチームの皆とも、それまで以上に毎日毎日感謝して笑って、たくさんたくさん話をしていた。あるエンジニアの彼はライブビデオレターも最後に送ってくれた。

みんなウクライナにいた。キエフ(近郊)にいた。そして多くの皆が、脱出できた人もいるけれど、ほとんどまだその場にいる。とどまっている。

今回の件があって、一番仲良かった女性と、一番お世話になった男性に連絡した。正直今連絡していいのか数日躊躇したけど、元会社の同僚(HRなので、それこそ今日々、刻刻と、ウクライナチームの一人一人の安否確認、脱出体制作り等担っている)から「皆どんなメッセージでも待っているよ」と言ってもらい。日曜の夕方メッセージし、30分後にはどちらからも即、長い返信。なんだか彼らの心理状態が、切迫した模様が、本当に感じられる。言葉の発出、声を届けようと、声を聴いてもらおうと、真実を伝えたいと。

彼女の方は。「爆音が聞こえた瞬間(2月24日木曜)、文字通り家族(7歳くらいの子供含む)で車に飛び乗って国境に向かって走った。本当に幸いなことにその日中に国境を超えることができて、今は隣国から変貌しつつある祖国を毎日祈っている。でももう同じ祖国はそこにはない。私たちの世界は変わってしまった。」

彼からは。「国境内にとどまって、日々できる限り安全に過ごそうとしている。我々の軍隊は本当に勇敢だ。強く、戦っている。世界の皆と軍隊とともに、我々は乗り越えていく。因みに、共通の元同僚の女性が今、軍隊のために戦闘用防護服を入手しようと尽力している。そのためにはライセンス保持したディーラーか専門家を介する必要があるので、万が一心当たりがあったら紹介してほしい。どんな伝手でも援助でもうれしい。」

私がここからできることはいったい何だろう。祈ることしかできない、戦闘に手を貸す援助はやはり躊躇はしてしまう。でも、仲間たちは心配でたまらない。子供の話で盛り上がった彼らの突然の非日常を思うとやるせない思いしかない。

別の元同僚(チームリーダー)が今日投稿していたメッセージを以下そのまま転記します。私ができることを、みなができることを、引き続き一緒に考え、できる行動を形にしていこうという思いから。日本語表示にもサイトないからできるので、ぜひ目を通してみてください。

We put a lot of effort to assist our teams with getting to safety and helping them with basic needs. And we will need your support as soon as we understand we can properly address and deliver aids.

For now, if you feel like doing something for the people of Ukraine please use this link.

Real ways you can help Ukraine as a foreigner

https://gskyiv.notion.site/gskyiv/Real-ways-you-can-help-Ukraine-as-a-foreigner-0d581603e9b34df490f6e6adad1969bc

色んな側面、考え方があるのはわかりつつ。でも、やっぱり今回は何かがどう考えてもおかしい。やってはいけないことが行われてしまっている。早く軌道が修正されますように。普通の日常が、ウクライナに、すぐにまた。

トップ画像は、別の元同僚がLinkedInに投稿していた画像を拝借。美しい風景。豊かな土地。国旗。国。故郷。家族。平和。世界。


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