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徒然なる思いの記録 - 43 - vol.99 - それぞれの行先

99日目!ラスト2回(一応)!

オランダでは今は学年末。最後のテスト結果の話し合いやら、その後の進級やら、今後の進み方やら、そんな面談の習慣。コロナがなければ更に、学校あげてのパーティやらお祭りやらなんやかんや、なんだけど、コロナにてそこはだいぶ縮小。とはいえ、面談はかなり重要。

特に長男。日本でいう小5の最後(日本の学年だと小6)、来年小6。この時期にオランダではまず、大まかな進路先のアドバイスが出される。その後若干修正の余地は小6途中まであり得るけど、基本的には小5最後の時点でのアドバイスに基づいて中学を選ぶ。でオランダは、ドイツなんかと一緒なんだけど、この中学選びの時点で既に大学進学コース or 準大学/所謂高専コース or 高卒後就職 コースが決まる。大学進学コースは実に10%程度という狭き門。30-40%が次のコース(多分、大体)、で半分が就職コースに。

そう、ここで進路がある程度決まってしまう、、、恐ろしき世界。日本の(中学)受験も大変だろうけど、オランダもオランダでかなり厳しい。しかもオランダは、一発勝負だけではなく、小学校入学以来の成績(共通テスト)が全部記録されているから、全て見て+内申(生活態度等)も含めて決まってくるから、まさに積み重ね。まあ最後の1-2年の追い込みは利くけど(そしてオランダ人のご両親は特に、最後の2年間は子供を突然叱咤激励し始めるけど)、ごまかしは利かない世界。胃が痛くなるわ!

世界で一番子供たちがシアワセと言われているオランダも、超学歴社会なんです。小学校の時点から。もちろんそれだけではないのがオランダの子どもたちがシアワセ感じられる凄い所ではあるんだけど、でも、現実はここ。

で、今日が正にそのアドバイザリー面談で。我々もさすがにドキドキ数日前から気になってて。今日も面談(オンラインだった)直前緊張しているところ、突然仔犬が隣家に垣根くぐって脱走事件起こしたりして、もう意味わからないーきゃーっという所で面談。ドキドキだったー!

結果は大変長男を誇らしく思える結果で。オランダ語がネイティブでは決してない、親はここまで全部英語で面談も押し切るくらいオランダ語まだまだなのに、現地校で良くやってるわ!という。手放しでおめでとうと拍手できる内容で本当に良かった。問題は色々あるんだよ、集中力の問題とか、多動気味でこれからが勝負とはっきり言われたりとか。(←オランダの先生たちも決してオブラートには包まない、ずけずけ!さすが率直すぎるオランダ人。)でも、本人もかなり嬉しい+自信につながったぽい。面談中はモジモジしてたくせ、終わった瞬間押し殺した叫び声で満面の笑みを見せてくれた。あーおめでとう!そしてこれからだよ、君の本当の勝負は!

次男は次男で、昨日面談で。こちらもかなりポジティブフィードバック。学校でもずっと本読んでレゴやってニコニコお話しし続けているんだって!かなり進んだので、特別学校なりにだけど、次のクラスに進級確定だって!これもかなり嬉しい驚きだった。正直進級とかってあり得ないのかなってちょっと思ってた。確かにだいぶ文字読めるようになって、時計とかも読めるようになってきたもんね。次のステップ行けるね!次のクラスはもう少し人数増えて、より普通の学校のクラスっぽくなるらしいー彼にとっては試練だけど、でも前向きの挑戦だね!感慨深い。

私も転職、長男も行先の方向性は見えて来て、次男も確実に進んでいる。配偶者も新しい挑戦を少し始めている。こんな変化が突然一気に舞い込んでくるとは正直想定していなかった。すごい夏だわ2021年。

まじで、このnoteで考えまとめ始めたことが最後の後押ししてくれた気がしている。最初に悲壮感で決めた43日→延長して100日以内に方向性決める、が、私もだけど家族で決まってきたのが凄いな。本とギリギリの賭けの気分だったからこそ、心底びっくり。

もちろん結婚と同様(笑)、これは全て始まりの始まり、もしくは重要ではあるけど通過点に過ぎない。さて、これからどう生きて行けるのか私たち。まあでもまずは、ここまで無事なんとか生きてこれている事実と首が繋がり続けている奇跡に感謝します。

おやすみなさい!


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