自称ギフテッドが20歳すぎてただの人になりました①

そもそも自称って?

そんなご指摘ごもっともだと思います。
田舎生まれで周りに「ギフテッド」という言葉を知っている人がいない状況で育ち、周りと比べて浮いてるなと感じていました。
22歳の時 偶然ネットでギフテッドという言葉を見つけて自分は間違いなくこれだと思えたのですが、この歳になってもはやただの人になった私が今更ギフテッドかどうか知ったところで何のメリットも無いなと思ってしまい自称です。

凄いと言われた事

自慢の羅列みたいになってしまうので嫌なのですが…

・読み書きをし始めたのが人より早い
・保育園時代には九九を言っていた
・家で全く勉強しない
・そもそも学校でも勉強しない
・塾の教えるスピードが遅すぎて聞けない
・でもテストは基本100点
・問題を解く手が追いつかない
・音読の宿題は片手の回数のうちに丸暗記
・集中すると周りの声が聞こえない
・負けず嫌いでゲームは勝つまで

困った事

・友人と会話が噛み合わない
正直今でも感じることがあります。1から10まで説明したい時私は1,5,10と話したいのです。でも1から順番に全部言わなくては通じない相手とはプライベートで仲良くできません。
保育園、小学校は地獄でした。年下の子達と話しているかのように会話が噛み合わず辛かったです。

・お昼寝ができない
脳が過興奮の状況なので昼寝が出来ず毎日保育園では昼寝の時間がすぎるのを布団の中で堪えていました。

・完璧主義
テストで98点をとると悔しくて泣いていました。とにかく完璧以外は0点と同じという考えが頭にあり破り捨てたいくらい苦しくなりました。

・教師から嫌われる
先生の誤字が気になって指摘したり、与えた課題を瞬殺して困らせたり。授業は聞かず、何故何故と質問する。教師にとって嫌な子供だっただろうなと今でも思います。
最終的に「お前は自分で好きにやってろ」と言われたこともあります。
小学校高学年になると頭が痛いと嘘をついて授業をよくサボってました。

・仲間外れにされる
所謂リーダー格の子から生意気だと仲間外れにされました。頭がいいというのはリーダー格にとっては都合の悪いことらしいです。
一度教師もいる場で「なぜ仲間外れにするのか」と聞いたところ
「テストのスピードが早すぎて嫌味ったらしい」と言われました。
当時テストを早く解いたら図書館で本を読んでいて良いというルールがあった為急いで解いていたのが災いしたみたいです。

書いていてよく不登校にならなかったなと思えてきました。笑
都会に住んでいれば受験して私立の学校に行くことも出来たのかもしれませんが田舎にはそういう学校が無いのです。


何より辛かったのは

親から理解されなかったことです。浮きこぼれで困っていると言うと「自慢しているのか。性格が悪い。」と言われました。
何故と聞いてもそれはそういう物!と切り捨てられる事も多々…
忙しいときに聞いた私が悪かった訳ですが。
両親の教育方針は子供は子供らしく
というものだった為それとは相性が悪すぎる私でした。
本当は学校の勉強なんてつまらない物から先に進んで高レベルな勉強をしたかったのですが、そういった事はダメと言われて悲しかったと共に勉強を面白い物と思わなくなってしまったように思います。
普段は親と仲がいいですし親の事が好きですが、この辛さだけは誰にも共感してもらえず苦労しました。

他にも色々ありましたが長くなってきたのでここらでおしまいにします。
普通の人になるのは次のnoteです。

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