選挙ってやつ

投票日が近づいています。
当日に行けるかわからないので期日前投票してきました。

去年の衆議院選挙は行けなかったんです。
投票日当日は出産予定日直後…ということで、期日前=予定日間近でいつ破水してもおかしくなかったため…。
郵送投票の対象じゃないんですよね、臨月妊婦の投票ハードル高い。


でも恥ずかしながら、投票に行きたいと思ったのは去年が何年振りかのことでした。

私を変えたのは、アベノマスク(笑)
正直、とち狂った人間しか思いつかないようなとんでもない愚策だと思いました。
ドヤ顔で言い放ったかと思えば配送は遅れる、粗悪品の嵐、かかる費用の莫大さ、そして何よりその費用のほとんどがお友達の懐を潤わせるために使われる事。

Gotoキャンペーンをしてこれまたお友達企業に媚びを売り、コロナ感染を拡大させたり、
オリンピックをゴリ押し開催してお友達()を手厚くおもてなししたり。


どれもこれも賛成の人もいたのだと思いますが、反対派の人を説得する真摯的な態度が全く見られないのが一番の不満でした。

満場一致というのは何事においても容易ではないですが、反対派を説得する姿勢にこそ誠意や真剣さが映ると思うんですよね…。
それをその場凌ぎの適当な文言を繰り返すことでのらりくらりとかわすだけのその姿勢。

あぁこの政治家たちは、若者が投票権を行使しないことで長年与党に居座り、その立場に傲り、とうの昔に“国民のために日本を良くしよう”という真っ当な志を失くしてしまったんだと感じました。

そんな志なくったって、お友達にお金を配れば何回も当選させてもらえるので、自分達の生活は困らないし、ずーっと良い暮らしができる。
そうやって生きてきた爺さんたちにとって、その生活をわざわざ変えて若者のために奮闘するメリットなんて全くないもんね。

結局自分や家族の“贅沢な”生活以上に国民を広く思う政治家なんてほんの一握りなんだと思いました。



2020年9月の菅内閣発足も政治への関心を高めました。

不妊治療の保険適用。

多くの同志達が保険適用に向け社会に対して働きかけてきた歴史を私は知りませんでしたが、
保険適用は大きく私の生活に関係する出来事だと感じました。
指揮をとる人間が変われば生活が変わる。
その事実を体感しました。

しかし菅内閣はわずか1年ほどで終わってしまいました。
そもそもアベノマスクの時点で、私の中の自民党離れは決定的でしたが、それでも菅首相の活躍には感謝しているし、携帯電話の料金も含めて、ここ数十年で初めて国民に寄り添った政策のように感じていました。


だからこそ今のひたすら現状維持or改悪することしかない政権には頭がきているし、
このままでは自分達が暮らしやすい日本なんて永遠に来ないと感じる毎日です。
少子高齢化は深刻化するばかりで最早手遅れと言われていますが、歯止めをかける政策の一つもない。
他国やお友達企業にかけるお金は何十億、使途不明金は何兆円とあるのに、数十万人の子供から児童手当を奪う。
育休をとれというけれど、育休手当だけで生活できるかという点は見て見ぬふり。
男性も育児参加を、女性も社会進出を、と言い続けているのに内閣の女性の少なさ。
給料が上がらないことを知っていながら消費税をどんどん上げる。
巻き上げた税金が社会保障に使われていないことは知れ渡っているのに真剣で説得力のある弁明は全くない。

国民のためじゃない、自分や身近な人たちの優雅な暮らしを守るために政治家をやっている。



といえども社会科目は偏差値50を割ることもあった程苦手な私、政策の時系列やら背景、定義などとことん疎い…
自分が選ぶ政党が必ずしも自分を救ってくれるとも限らないし…大衆を納得させられる政策とそれを実行できる力を持っているかとか、真っ当な志を持っているかとか…
正直人に自信を持って語れるような知識はない。

でも、30代の私が選挙権を行使する、その意味はあると思いたい。
分からなかったら白票でも良いと私は思ってる。
行かないよりはせめて、投票率を上げることが大事だと思う。
でも今の政治に不満なら、議席を減らすために他の党に入れるべきと思うけどね。

とにかく
傍若無人な政治家ども、私たちは見ているぞ。
それを伝えなきゃ。

見ていないから好き勝手するんだもんね。
誰にも怒られない。
ネット上でいくら炎上したって選挙で再当選するんだから痛くも痒くもない。

再当選させないようにしなきゃいけない。
そこまでいかなくても「このまま好き勝手していたら立場が維持できない」という危機感を与えなきゃいけない。


実際のところ少子高齢化で、高齢者の投票数には数で敵わないのでは?という疑問もあるけど…
(だからある程度年齢行ったら判断力も鈍るんだし、もう未来は若者に任せるという意味で投票権無くしてくれればいいのに、と個人的に思う)


それでも、たった1人でも、それが集まっての投票率なのだから。
やるしかないよね。



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