私の不妊治療2nd①「スクリーニング」

二人目不妊治療を再開しました。
最初は凍結卵の移植だけで終わらせようと決意していたのに、
再開した理由。
それはとても単純なもので。

まず前提として二人目が欲しいという気持ちが強いのはもちろんのこと。今いる息子に弟や妹がいる楽しさも教えてあげたいし。
でもそれとは別に3つ、心を動かす出来事がありました。

1つ目は姉の妊娠。
私は3人姉妹なのですが、2人の姉がいずれも3人の子供の母親に。
やはり不妊治療なく妊娠できるというのはとても羨ましい。
私にとってそれは叶わないものだけど、
2人目を授かりたいという気持ちの後押しに。

2つ目は、保険適用の金額をちゃんと調べた上で、
採卵手術に医療保険が下りるという事実を知ったから。

3つ目は……仕事がどうでもよくなったから。
これについては書き始めると愚痴が次々にこぼれてきて、収拾がつかなくなるので簡潔に。
勤め先で小さい子供を養育中の従業員の待遇があまりにも酷すぎて、
そんな会社のために復帰を急いだことや、仕事を取り戻そうと努力したことが馬鹿馬鹿しくなったのです。
勤め先の人間が今後人手不足で苦しもうが知ったことではないので、タイミングなど見計らわず、自分の人生を最優先することに決めました。


そうして1月早々にクリニックに予約の電話を入れました。
以前は片道1時間半の他県に通っていたのですが、息子の送迎や、就業規則の変更もあって厳しくなったこと、
以前のクリニックでは採卵結果がとにかく悪かったこともあって
少し近場のクリニックに転院しました。
しかし、どこのクリニックも同様に混んでいるようで、最短でも初診は3月と言われ…
つい先日、通院を始めたのです。


保険診療になったことで油断していましたが、何から何まで保険ということはできず、さらに、自由診療の部分は要りませんということもできません。

「これらは保険適用で検査ができます。
これらは自費で検査を受けていただきます。
同じ日に混合診療はできませんので、別日に予約を取って下さい。
この検査結果に問題がなければ、
子宮鏡検査と、卵管造影検査を行いますが、
子宮鏡検査は自費なので、これらも別日に予約を取ってください。」

少なくとも4回行かないといけないのかぁ……
保険適用になったことのデメリットでもあるんでしょうね。

そういうわけで各検査を行ったのですが、
自費検査の部分でばっちり異常が…
ビタミンDの不足と、慢性子宮内膜炎と診断されてしまいました。
…ビタミンD?そんなの以前説明受けたっけなぁ。
内膜炎、以前の治療の時は心配ないって言われたのになぁ。
と、思いましたが、ビブラマイシンの処方を受けたことはあります。
予備的な意味で処方されていたのでしょうか。。
それにしても、やっぱり加齢なのか、まぁ以前の治療から3年以上経っていることを考えると、変化があっても納得ですね。

でも、もし去年の移植の時点で内膜炎だったのだとしたら、
治しておけば、陰性じゃなかったのかも……と思うと
少しやるせない思いにもなります。
検査、しようとも言われませんでした。


ここからはまず内膜炎の治療が始まります。早くても1カ月。
のんびり進まざるを得ないようです。
それでもその先に、2人目に恵まれる未来があればいいな…





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