見出し画像

注射怖くないですか

体外受精をするにあたって
自己注射をすることになりました。

注射大っ嫌いなんです。針が嫌いで…
どうでもいい話なんですが
ピアスに憧れてピアッサー買ったのに使わないチキンで
ピアスもあいてないんです。勇気を出して買ったのに(笑)
いざ耳に当てると手が溶けるんじゃないかってくらい手汗かくんですよ。
手首に汗が滴るなんて状況は、それはもうやめたほうがいいんです。
とにかく怖くてあけれない。病院で開けるのも怖い。ってな感じで

採血も嫌いで、不妊治療を始めてから
これに関しては避けて通れない道なので我慢我慢と頑張っていましたが
ついにきてしまった自己注射。
噂には聞いていましたが‥‥。

最初はペンタイプの注射から始まりました。
ペンタイプは針が細いし簡単に打てます。

でもその細い針も怖くて怖くて
大人じゃなかったら泣き叫んでいやだーーーーと大声で叫びたいくらい嫌でしたほんとに。

そのほうが苦しむのに…と思われると思いますが
針を刺す場所を保冷材で冷やして感覚を薄くし、ゆーっくりさして
ゆーっくり薬を注入して、ゆーっくり針を抜く・・というのを毎日
1週間くらいかな。続けておりました。

針をプシュッとさして カチカチっと薬を入れて さっと針を抜く…
一連の動作時間5~6秒
なんて!
ことは!
できませんでした!!!泣

一連の動作に5分くらい時間をかけていました。
心の準備を合わせたらその日の朝から注射をすることを考えてるくらい嫌でした。(注射の時間は夕方指定がありました)

でもペンタイプの注射なんてその後の注射たちに比べたら
なんて簡単で針も細くて見た目もまろやか(?)なんだろう
ってなるくらいの
ガチ注射(私はそう呼んでました)を打つ日もやってきてしまいました。

これは医療関係者が打つやつ。😂

薬の調合から自分でしないといけなくて
その注射を打つための講座?を受けないといけませんでした。

「こんなの一般人が打っていいのかな」という考えが頭から消えたことがないです。今でも思う。

自己注射教室で実際に自分のおなかに刺してみましょう!ってなったときは
恐怖と焦りで手汗が止まらず、注射をお腹に刺すことはなんとかできても
恐怖で薬を体に注入することがどうしてもできなくて看護師さんが手伝ってくださりました‥‥
つまり私これひとりでは打つことができないのでは・・・?と落ち込む。

隣で一緒に講座を受けてた人は一瞬で刺して一瞬で薬を注入していたので
ほんとになんでそんなことできるんですか!?!?と食い気味に聞きたいくらい信じられなくて、
ああ、私が注射ごときで、こんな、不妊治療を進んでやってるのに、子供を望むのはそんな簡単じゃないんだから、
注射ごときでそんな、とかいろいろ考えてまた落ち込む‥‥

ひとしきり落ち込んだところで。
うん。
これはほんとにきっと多分妊娠に関わるくらい私にはストレスでつらい。
ので、
恥を承知で注射が苦手なこと、多分ガチ注射は無理であることを相談しました。

そしたら夫が打ってもいいって!!!!
言ってみるもんですよ!!!注射苦手な方!!!!
夫にお願いしました。

ガチ注射は私の場合3日間、打ってもらいました。
生理が終わって採卵(手術)に入るまでの3日間。
毎日憂鬱でした。。

あと採卵の前前日にまた別のガチ注射を打ちました。
これが打つのに指定時間があり、それが19時台だったので
もし何かあった場合は緊急用携帯に電話を。とのことでして
これも夫が打ってくれたんですが、注射の針を装着した際に
針が夫の手にあたり、やや曲がってしまうというトラブルがありました。。。
緊急事態なので何十回も電話をかけたのできっと病院さん側の着歴は恐怖だったでしょう。でも出ないのです。
そうしてるうちに指定時間は着々と過ぎてしまって。
これ打てなかったら採卵は中止?どうしようと悩みに悩み
曲がってるのも少しなので(その判断は素人がすべきではないのは重々承知なのですが)そのまま打ってもらいました。
少々出血はしましたが体に異変もなく、その30分後くらいにおびえた看護師さんから電話があって(笑)
事情を説明したらその判断で間違ってないですよ~とのことでした。
針の曲がり具合とか見てもらってないけどいいのかなー
そんなもんなのかーって感じでしたね。

採卵終わって移植待ちの今なので、もう注射しなくていいので
ストレスがないです。

注射嫌だったすべての不妊治療者さん
ほんとうにお疲れ様です。
耐えれててえらいです、逃げずに向き合えてるのがもう素晴らしいんです。
私はそう思うことにしてます。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?