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ミャクミャクと学ぶことわざ講座「悪名は無名に勝る」


こんばんは。
今回は「ミャクミャクと学ぶことわざ講座」を開きたいと思います!

この記事を読めばあなたの語彙が一つ増えます。
ぜひ読んでみてください。

今回紹介することわざはこちらです。

「悪名は無名に勝る」(読み方:あくみょうはむめいにまさる)

〈意味〉世に知られるきっかけが悪評であったとしても、まるで世に知られていない状態よりはずっとよい、無名よりは悪名高いほうが何かと有利である、といった意味合いで用いられる言い方。世に知られることの重要さや困難さを示唆する言葉といえる。

実用日本語表現辞典より


こちらのことわざの事例を、無名の無難キャラと有名なクセ強キャラの比較でお伝えしたいと思います。

無名の無難キャラ代表として登場いただくのは、裁判所の公式キャラクター「さいニャン」です。

王道のかわいさのあるキャラクターですよね。どんなイベントに呼ばれてもすっと溶け込めそうな無難さがあります。
しかし、さいニャンの認知度はとても低いのが現実です。

裁判所は日本全国にあるというのに、さいニャンの存在を知る国民はほとんどいません。
裁判所職員ですら「そんなキャラクターいたの?」ってレベルの認知度だそうです。

有名なクセ強いキャラとして登場していただくのは、大阪関西万博2025公式キャラクターの「ミャクミャク」です。

とても斬新なデザインのキャラクターですね。ミャクミャクはそのインパクト大の見た目からすぐに世間で話題になりました。
関西ではほとんどの市民からその存在を認識されています。

万博運営への批判から飛び火を受けて、「なんだこの気持ち悪いキャラクターは」「利権を虎視眈々と狙う危険な奴に違いない」などかなり叩かれていますが、一定数のファンもついています。

実際、ミャクミャクをモチーフに二次創作をする人が増えています!ミャクミャクをテーマにした歌やダンス、ミャクミャクの壁画、イラストなどが多数発表されています。
万博運営への風刺を込められた作品も目立ちますが、さいニャンに至っては二次創作すらされていません。

ミャクミャクはまだ世間に出て2年弱ですが、すでに複数の都市伝説まで作られています。

「ミャクミャクは大阪を侵略しにやって来た宇宙生物である」
「大阪市役所前のミャクミャク像を拝んではならない。うっかり拝むと税金や保険料が上がり国民は苦しむことになる」
「ミャクミャク様のぬいぐるみを転売すると先祖末代まで祟られる」
などなど…。

ミャクミャクは話題性によって万博を国民に広く知ってもらうのに大活躍している言えるでしょう。まさに「悪名は無名に勝る」と言えますね!

これからもミャクミャクの活躍に注目です。



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