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角野隼斗×亀井聖矢 2台ピアノ at 池袋芸劇

2022.12.19(月) 19:00開演

はじめに
2台ピアノ公演4公演のなかの2公演目の東京公演の感想(自分が後で読み返して楽しむためだけの覚え)です。演目、MC含めて完全にネタバレとなっておりますので、3、4公演目を白紙の状態で楽しみたい方は読むのをお控えください。自身の観賞公演終了後に見にきていただけると嬉しいです。







角野さんと亀井さんの2台ピアノコンサート東京公演に幸いにして行くことが出来ました。というのも、このコンサート、公演が発表されたとき2人のなんともカッコいいアーティスト写真(ogataさんありがとうございます)の効果も相まってか、とてつもない人気で、(いや写真がなくてもショパコンセミファイナリストとマリアカナルス3位ですからそれぞれが大人気)FC先行、イープラス先行と抽選あったもののことごとく外れ、一般先着で何とか取れたプレミアチケットでした。サントリーホールでは2F後方ど真ん中、振替先の芸術劇場では3F2列目左側。舞台から遠い席ではありますが取れたことに感謝しかない。大学時代の友人と楽しみに参加しました。


3Fお席からの肉眼での眺めはこんな感じ


バーンスタイン(角野隼斗編曲):キャンディード序曲


舞台暗転してお2人登場。左手、第1ピアノ角野さん、第2ピアノ亀井さん。息を合わせてスタート。角野さん編曲、バーンスタインのキャンディード序曲。序曲と言うだけあって公演のスタートにふさわしい華のある曲。どういう経緯でこの曲を2台ピアノでとチョイスしてしたのか、角野さんに訊いてみたいですね。(本来7月の公演。のちにNSOPRとの千秋楽Ecで伏線回収あり)2人でリズミックにキレッキレの演奏を披露。今日のコンサートどんなことになるのかワクワク感が高まります。

🐈こんばんは!角野隼斗です。今日はお越し下さりありがとうございます。(亀井君に向かって)なんか言ってよ。

丸投げかーい(笑)

🐢こんばんは!お寒い中、この年の暮れ差し迫ったお忙しい中、感染症も落ち着かない中、足を運んでくださりありがとうございます。あ、ここにもかかった人いますね(笑)

🐈本来であれば7月に行う公演でしたが僕がダウンしてしまい、皆さんこんな年末のお忙しい中すみません。
あー昨日のサッカーワールドカップ決勝見ました?

🐢見てません

🐈僕も見てません(笑)

振っておきながら見てないんかーい(笑)

🐢メッシ凄かったですよね!アルゼンチンが優勝して、M-1ではウエストランドが優勝して…あれ?ここにも優勝した人が?!

🐈あ、これ僕が言うんですかね?
ロンティボー優勝おめでとうございます。
(大きな拍手)
🐈予期せず凱旋公演となりました。2年前無観客配信公演として行った2台ピアノですが、2年越しに有観客で行えることになり、やるにあたって、お互いに編曲や自作曲を入れていくのがいいんじゃないかと思い準備しました。
🐈では早速、亀井くんの曲です。これはどう言う曲ですか?

🐢4部構成になってまして、2分づつくらいの楽曲なんですけど1部は軽快に。2部は変な感じ。3部はスケルツォ。4部はまた変な感じ(笑笑笑)あ、最後、盛り上がります。ではお聴きください。

亀井聖矢:2台ピアノのための共奏曲

ピアノは変わらず第1角野さん第2亀井さんで
1部は亀井くんのちょっと出しツイートの曲で、明るく軽快な、しかも変拍子っぽい曲。お2人ノリノリで演奏されてました。2部ガラッと変わって不穏な曲調。亀井くんの奏でるメロディ怖すぎです。3部4部と続き、4部は1234 1234 123456って感じのリズミックな曲でなぜか伊福部昭さんのゴジラのテーマ曲が思い出される。いやもうちょっと狂っているかな?宇宙人襲来みたいな…とにかくラヴェルっぽさもあるような不協和音変拍子ありの現代曲でもう私はこの亀井さん作曲の才能にびっくりしてしまったわけです。そしてこの不思議な世界に違和感なくついていく角野さんがまたすごかったです。ちょっと放心状態…


ラヴェル:水の戯れ

角野さんのソロ。美しかったです、本当に。この曲1ヶ月前のトリスターノさんとの公演でも聴けました。同じホールの(多分)同じピアノ。前回は1F前方真ん中。今回は3F席。ホールに反響して耳に入ってくる音は絹のような艶となめらかさ。でも水の粒やしぶきは感じる。中間部の不穏な曲調のところは先日の亀井さんのオンディーヌのイメージもかぶって、水の底にひきこまれてしまう感じ。連れてってくださいって思いました…。一瞬にして場の空気を変えてしまう演奏。素晴らしいな、本当に。

ラフマニノフ:組曲第2番

序曲:息ぴったりに始まった。主題のリズムのユニゾンかっこいい!中間部の歌い方、亀井くんよい〜!リズムの刻みや強弱の出し方は角野さん上手い!さすがだわー。ワルツ:第2ピアノの亀井さんが美しく歌う。高音域で角野さんがキラキラと粒立ちの良い音で装飾していく。今度は角野さんが主旋律で亀井くんが対旋律。見てて全然飽きない。最高のコンビです。ロマンス:うっとりと聴き入ってしまった。2年前の配信では聴けなかった楽章。聴けて嬉しい。そしてその配信を見ていたときの記憶がブワッとよみがえる。そう、このお2人、個性がまるで違う。まるでアナと雪の女王のエルサとアナ。清らかで透明感のある、それでいて深い芯のある心の奥底に刺さってくる角野さんの音。情感たっぷりに色彩豊かな響きを伴う亀井さんの音。遠目で弾き姿ははっきり見えなかったけれど、音でわかります。タランテラ:2人の動画がCateen Channelに上がっているこの曲。当時はリモートで合わせてて、ラフマの難しい曲をリモートで!よくやるなぁって思ってた。今回はお互いの息遣いも感じながら演奏できて、まさにリベンジ。良かったですね!同音連打しながら奏でるそれぞれのソロがまた、映像で聴くのとホールの空間で聴くのが全然違ってて……角野さんのは弦なんです。ギターの弦をはじく音。1音1音粒で聴こえる。一方亀井くんは管楽器のようなふくよかな音のかたまり。ブワッと圧倒してくる感じ。ほんと聴いてて楽しかった。そして一気にクライマックスへ。音圧すさまじかった。圧倒されました!!!いやーすごかったです。ブラボーって心の中で叫んでました。

芸術劇場の建物2階のツリー

ここで20分の休憩。友人と、顔を見合わせ、「すごいよね?!」「すごいよねー!!!」すごいしか出てこなくてwww。そのあと出てきたのは「亀井くん大きいね!角野さんより背があるね!成長したね!!!」www。
大学時代の友人なのですが、コロナ禍入って間もない2020年6月、たまたまグループLINEで音楽配信の話をしていて、「辻井さんの配信見た?」の話から「私今夜これ見る予定なんだ〜」って角野×亀井の無観客2台ピアノ配信の事をちらっと話したんです。そんなに推した訳でもなく。でも情報収集能にたけた彼女、すぐさま検索し、東大卒をキャッチし(笑)配信買ってその日にリアタイしたwww。しばらく疎遠だったのにその配信の時間と感動を共有することで一気に2人の時間空間が近くなって学生時代にタイムスリップ。めちゃくちゃ楽しく嬉しかったです。若さあふれる2人の演奏とビジュアルにすっかりハマり、youtubeライブも連絡せずともちょくちょく見てるようで、9月のショパンコンチェルト(サントリー)も一緒に聴きに行きました。なので、2年越し(延期のため正確には2年半越し)の2人の生演奏、一緒に聴けて本当に良かったです。

👇2020年の配信。アー写がお2人とも若いですね!

マルケス(亀井聖矢編曲):ダンソン 第2番

亀井さんのツイッターに直前にあがった演奏動画。20秒足らずの演奏でもう期待値MAX!!!想像通り素晴らしかったです。踊りたかったです。アトゥーロ・マルケスは1950-メキシコ人の現代作曲家。1994年、44歳の時に書いた曲で、メキシコの第2の国歌と言われるほど慕われているそうです。マルケスが1993年にキューバを訪れた際に現地のダンスミュージックDanzonに触れたことが作曲のきっかけだった様。メインのリズムパターン「んタンタンん|タンんタンんタン」いわゆる2:3の2小節が繰り返されます。亀井くんの編曲で第1ピアノの角野さんが旋律を奏で割と亀井くんは伴奏を担当する構造だったと思う。これがまた正解というかかっこいいんだわ〜。キレのあるメロディ。音がポーンと飛んでくる。テンポアップの際はリズム隊の真価を発揮。角野さん、また惚れてしまうがな…2台のピアノでメロディと和音と打楽器を網羅。2人だけでオケの響き。あっぱれ〜!!!終わった瞬間思わず「わぁすごい!」って声が出てしまった。

バレキレフ:東洋風幻想曲「イスラメイ」

もはやMasaya Kameiの代表曲とも言えるこの曲の生演奏を10日に2回も聴けてしまうとは夢のよう。サントリーホールでは中央ブロック4列目の神席で音のシャワーを浴びた感じ。今回は3F席なので聴こえ方もだいぶ違った。芸劇すごく響くのね。反響音がすごくて、ペダル使いが多いとうわーんと鳴っちゃう感じで、今回に関しては(3Fで聴いた印象としては)中間部の牧歌的なゆったりとしたメロディの美しさが際立った印象です。この曲で初めて亀井くんが第1ピアノで演奏。この最高難易度のイスラメイを遠目とはいえ鍵盤さばき、全身を見ながら聴けたことには感謝。ピアノの鳴らし方はすごかったです!

🐈いやぁ、待った甲斐がありましたねー。これを聴けるとは!
🐈いよいよ終盤になってきました。次はこのツアーのために僕が書き下ろしたエル・フエゴを演奏します。スペイン語で炎という意味です。3月に亀井くんが出場したマリアカナルス国際ピアノコンクール、僕もたまたま欧州にいたので応援に行ったんですよね。スペインまで。その時の空気感とか熱い情熱とかにインスパイアされてこの曲を書きました。ではお聴きください。

角野隼斗:エル・フエゴ

どういう立ち位置でMCしたのか忘れちゃったけど、角野さんが亀井くんに第1ピアノで弾いてよってうながした感じで場所交代、着席。(フォロワーさん情報によると、自分の楽譜iPadが移動されてるのがわからず右往左往したみたいです)少し間をおいて演奏スタート。角野さんがちょっと出ししてくれたTwitterの演奏動画はわずか10秒(笑)でも十分イメージ伝わりますよね。その部分は蠍火を思わせるような熱い炎を感じる曲調。でも出だしは忘れちゃったけど闘牛士がこれから会場入りしますっていう感じの不安を感じつつも戦いに向かうようなイメージでした。速めの3拍子。久石譲さんの人生のメリーゴーランドにマッドネスのコードを合わせたような曲だったと思う。キャッチーなメロディにドラマティックな展開。すぐにでも何かの劇版に使えそうな曲だった。曲の構成力っていうかプロデュース能力も高いよね、角野さん。
それから自分的に嬉しかったのはピアノの蓋のない第2ピアノでも角野さんの澄んだクリスタルなピアノの音色がポーンと飛んできたこと。あ、ピアノの位置や蓋の音響関係なく、この人の音は唯一無二で、音符がたくさんあっても歌がしっかり聴こえてくるのは同じで、やっぱりこの人の演奏が好きだなと思えたことでした。
最終局面の盛り上がりの部分(ツイート動画の部分)は亀井くんがフォルテでメロディを奏で、超高速アルペジオで装飾してゆく角野さん。なるほど、作曲者が第2ピアノに回るのはメロディを相手に託してを自分の得意技で装飾して盛り上げるっていう意味もあるのかな?知らんけど(笑)
聴き入ってたらあっという間に終わってしまった。もっと細かく構成とかをメモしとけば良かったな。でもほんとカッコよくてさ…。うん、動画きっと上げてくれるよね、待とう。

亀井聖矢(角野隼斗編曲):パガニーニの主題による変奏曲

そのままのピアノ使用で演奏スタート。予習としては当日の行きの電車の中で服部百音さんのバイオリンと亀井さんのピアノで共演の動画を見た程度。この動画の亀井さんの演奏に百音さんになり変わって角野さんがピアノ編曲っていう成り立ちなのかな?序盤はおおむね動画の通り。第4変奏で不穏な空気、第5変奏でいたずらオバケ、第6変奏で情熱大爆発!でもこのあたりから何か違ってきた様な…その後深い海の底とか氷とかで閉ざされた様な世界を「音色トイピ」で演奏、と思ったらジャズテイストでノリノリ。くるみ割り人形味があったかと思うと鉄琴?チャイムみたいな音で奏でたり。変奏王かてぃん無双がはじまりまして、もう1回聴いたくらいじゃ解りません(笑)。最終局面では2人が鍵盤上を縦横無尽に走りまくりラフマニノフ調の重厚な響きでフィニッシュ。うおぉぉぉー何じゃこりゃー?!?!!!!!拍手喝采でした。

鳴り止まぬ拍手に何度かカーテンコール。その後角野さん1人出てきてアンコール演奏。カプースチン 8つの演奏会用エチュードより第7番「間奏曲」。会場の空気一変!こういう曲をフッと入れて肩の力を抜かせるの上手いよなぁ。毎度の事ですが…笑。でも決して退屈させないの。聴衆くぎづけ、目がハート(笑)終わっても一瞬静寂。はぁぁぁ素敵!
退場されて今度は亀井くん1人ご登場。何くる?ワクワクしてたらラ・カンパネラでした。先日のソロコンサートでも聴かせてもらったけどもう極上!亀井くんの動画2分20秒あたりからの右手のスケールなんか3階で聴いてるとなめらかすぎてなんですかコレピアノで弾いてるですか?トロンボーンやハープみたいじゃないですか〜からのトリル、美しい〜美しい〜うつく…何で笑い?!あら!上手から神手院現る(←ちょっと言ってみたかっただけ笑)そのままスッと第2ピアノに座ってその後はもうお察しの通りです。何故にリストの超絶技巧曲でハモリ合わせする(笑)もう音ゲーマー魂炸裂!圧巻www。あっかーーーん(笑)
皆さん笑いながら拍手してたと思います。たぶん。お2人ピアノの前に出て拍手に応える。鳴り止まない。もう1曲だけ…と人差し指を立てる。やったぁ!待ってました!静かに指鳴らし風に即興音楽を奏で始める…ん?!こ、これは!バースデーソング!会場からも大きな拍手!!!必死に合わせようとしていた亀井くん、途中でたまらず立ち上がる(笑)。照れて悶える姿が可愛すぎる。ヴィルトーゾとのギャップwww。

「亀井くん、明日誕生日です。おめでとうございます」と角野さん。「あーもう、ありがとうございます。何が始まったかと思いましたよ〜」と亀井くん。完全にドッキリなんですかね?!こういうところだよかてぃん。粋なはからい。会場はほっこり暖かい空気に包まれました。

…本当に最後です!と言って始まったアンコールラストの曲は、チャイコフスキーくるみ割り人形からトレパーク。2年前の配信、組曲くるみ割り人形も素敵だったよね〜!クリスマスの時期にもベストマッチ。爽やかなお2人がこの曲で明るく疾走して幕を閉じたのでした。

自分用覚え👇2年前の配信。
ツイート、ツリーの前後にくるみ割り組曲の感想

1F席はほぼほぼスタンディングオベーション。何度も何度も、方々、上の方まで見て挨拶しておられました。かてぃんさん手は膝前で90度。相変わらず丁寧。こちらこそありがとう!亀井くんもとっても嬉しそう。袖に入る直前まで手を振ってました。

本当に楽しく2時間あっという間。幸せいっぱいの2台ピアノ公演でした。

思えば2年前の2台ピアノ公演は日常にコロナの陰が落ちはじめた春先に販売されて(杉並公会堂)案の定中止になり(涙)。でも1ヶ月くらいの短期間で無観客配信という形で復活。スタッフさんどれほどのご苦労があったでしょうか。その配信当日も、第一部終了後、控え室で談笑する2人の様子をとらえたり、え?!え?そんなとこまで見せてくれるの?とそれまでに見た事ない配信でしたよね!でもどうも窓から入る太陽光や裏で鳴ってる調律が不自然だったり…(?)2部終了、配信終了時に私服の2人がパッと登場してネタバラシ。実は生配信ライブではなくドキュメンタリータッチの収録放送だった事が判明。や、やられたー!!!何それーと思う暇なく「この後2人でYouTube Live生配信やるのできてね❤︎」と告知。はぁ?(笑)行ってみると今の配信を見ている本人2人のリアクション映像見たり、反省会だったり…もう想像のナナメ上いく演出は当時から凄かった。ディズニーランドなんだよ、本当に。人をびっくりさせて感動させて、幸せたくさん振りまいて…。
そしてお2人のキャラがまたツボ。5-6歳離れているのに、角野さんはひけらかさない、どっちかというとちょっとボーッとしてる(当時院卒業したばかりで社会人のはずなのにコロナでほぼ実家から出られない状況)。亀井さんは前年、本来高3の学年なのに飛び級で桐朋学園大学入学、上京、1人暮らしと年齢の割にしっかりしてる。そんな2019年にPTNAと日本音コンの2冠達成し、翌年、コンサート等が舞い込むはずが…コロナとなり全く活動ができない状況。そんな状況の中行われた2台ピアノ無観客配信コンサートは当時の2人の大きなモチベーションになっていたのではないでしょうか?2人は互いに尊敬しつつ。でもちょっと勝ち気な亀井さんが配信の映像でもYouTube Liveでも背伸びして突っ込んでいくのがまた愛おしくて…。
その後のお2人の頑張りと煌めきはご存じのとおり。まだ3年経ってないのにとんでもない世界に羽ばたく2人を2台ピアノリアルコンサートという形で見られて感涙。もう親戚のおばちゃんの気持ちです。

帰宅の頃はシンシンと冷えてでもイルミネーション綺麗でした


今後はそれぞれがますます忙しくなり、亀井さんはパリ留学予定もあって時間的にも空間的にもこの様な形のコンサートは厳しいのかもしれないですね。それでも定期的に続けて欲しいと強く願わずにはいられません。コロナの苦しい時期を乗り切った原点を思い出し、今後少し立ち位置は違いそうだけどピアノ大好きなPTNA覇者同志としてお互いを見つめ直して刺激を受けるのにいい機会だと思うから。ワールドカップイヤーに開催!でもいいので是非よろしくお願いします!!!

と願望を記して終わろうと思います。自分の覚えとしてだけに書いた長文、おつきあい頂きありがとうございました。