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コント紹介

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何度か繰り返し見たくなるコントについて曲紹介のようにネタ紹介します。
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#コント

一人称視点の脱出(コント紹介#4『ガム踏んだ』かが屋)

今回紹介したいのはかが屋のコントです。 かが屋のコントの特徴はなんといっても「登場人物の上手くいってなさ」だと思います。しかも上手くいってないことの規模が小さい。かが屋のコントはちっちゃいあるあるを見つけてくるのがすごいなぁって思います。 本人は本人なりに一生懸命が必死に頑張っているんだけど、周囲の人からしたら少しイタかったり邪魔だったりします。 そして、第三者となる私たちはそれを見ていると何故か面白い。 かが屋が与えてくれるのは”視点”だと思います。自分の人生の小さ

楽曲のようにコントを共有したい(コント紹介#1『世の中に必要のない人』ゾフィー)

お笑いが好きな人で、何となく肩身の狭い思いをしている人は僕だけではないはず。 「僕はお笑い好きだけど、面白い人間ではないよなぁ」 っていう理由でなんとなくお笑い好きを公言できないときがあります。ただ、これって少し不思議なことで、小説を書けなくても読書好きは名乗りやすいし、作曲できなくても音楽好きは名乗りやすいし、カメラを触ったことがなくても映画好きは名乗りやすいと思います。 何なんですかね。これ。 好きなものは好きなものなんだから公言していきたいんですけど。その原因を