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思い出語りのついでに曲紹介

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『自己曖ラジオ』でかけたい曲を自分の思い出と一緒に紹介します。
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自分の視点は敵であり味方(曲紹介#6)

今回紹介したいのは、2回目の登場で僕が一番好きなバンド、Base Ball BearがKing of StageことRHYMESTERとコラボした一曲です。 この曲自体は昔から知っていて、Base Ball Bearにハマっていた高校2年生のときにYou Tubeで観ていたことを思い出す。しかし不勉強ながらHIP HOPに全く触れたことがなかった当時の僕にはあまり刺さらなかった一曲でした。 しかし時が経ち、Creepy NutsのラジオでHIP HOPの聞き方や歌詞の楽し

せめて美しく生きていたい(曲紹介#5)

私は「優等生」をやってきました。 大体その場の空気を読んで悪目立ちせずに求められていることをしたり、一般的に「正しい」とされることを選んでやってきました。 数少ないコミュニティに所属している間は、問題ないのですがいざ一人で活動するような研究活動や、自分の人生と向き合う就職活動、相手と深く向き合う恋愛活動をしていると、 「正しい」ことなんて無いな!どこ行ったんだよ!正解は! と、なってしまいました。いや、とうの昔に正解がないことなんて知ってはいたけれど、いざ目の前で体験

脱「優等生」?(曲紹介#4)

「優等生」キャラは大学以降の立ち回りが非常に困難です。 小さいころから「優等生」キャラで、新しいキャラを手に入れることをしてこなかった僕が言うので間違いありません。 どう難しいか触れる前に、「優等生」キャラとは以下のような特徴を持つキャラクターの人だと思っています。 ・ルールを守り、模範的な行動をとる ・言われたことは忠実にこなす ・先生や上司からよく褒められる ・他人と喧嘩することが少ない ・真面目 どこのクラスにも一人はいるんじゃないかと思います。基本いい奴で、勉

アウェーでも頑張ってるよ(曲紹介#3)

東京は誰の街でもない。 多くの人がそう思ってきたように僕も思っています。 東京都民以外は全員、いや意外と都民の人も全員東京ってアウェーなのではないでしょうか。 アウェーって基本的にパフォーマンスが落ちるんですよ。サッカーのホームとアウェーの場合、圧倒的にホームの方が勝率が高い。 それでも何かしらの目標や理由、夢があってアウェーで勉強なり仕事なりしてきています。 毎日のアウェー戦、勝率はいかがでしょうか。 勝ち越している人。すごいです。勝率を維持しようと奮闘している

日陰メンタルの就活(曲紹介#2)

就活、大変ですよね。 仕事なんてできるかわからないのに「できます」と言い張らないといけない。日陰者で周りの様子を伺いながら「できそうなこと」をやってきた身からすると、「やってみなきゃわからないこと」に対して自信満々で語るなんてアレルギーが出そうになる。 「私はAという経験があって、Bという結果を残しました。だからCという面において御社で活躍できます」 って面接で話すと思うんですよ。これ、AとBとCってちゃんと考えたら全然違う話じゃね?って思ってしまうのが悪い癖。 しか

noteのきっかけとラジオ(曲紹介#1)

私は深夜ラジオが好きだ。 それはパーソナリティの考えが、この世のメディアの中で最も無加工に近い形でリスナーに届けられるからだ。加工のプロセスはパーソナリティの脳から言葉に変換されるときと、言葉を聞いたリスナーが解釈するとき、そしてラジオでの発言を書き起こして記事にするときだ。 この最も無加工に近い深夜ラジオでは、公共性と閉鎖性を保つという、とても際どいことをやってのけている。公共の電波に乗せながら、一見公共には無益な話をする。誰もが聞ける状態にありがながら、毎週聞いていな