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1ヶ月書くチャレンジDAY5 人見知りを知らなかった私が産後コミュ障になった話

DAY5までやってきました。
今日のテーマは「昔はどんな子どもだったのか」です。


私は小さい頃から、人見知りのひの字も知らないくらい、誰にでもすぐ声をかけて仲良くなるような子どもでした。

記憶にあるのが小学生の時に出た、地域の陸上体育大会の時のこと。

私はリレーメンバーで学校代表選手だったのですが、それぞれのスタート位置に行くのでメンバーとはスタート直前には一緒に待機することができません。なので周りに知っている子はいない中、緊張は少しするけど物足りないと思った私は、同じ第一走者だった真後ろに座っていた子に「がんばろうね!」なんていきなり声をかけナンパしました

その日、帰宅してお母さんに「どうだった?」とリレーのことを聞かれたのですが、
「友達できた!」とまず言ったことを覚えています。

また、高校入試の時も、面接会場に入る前に廊下の席で待たされていたのですが、そこでも一緒に待っていた女の子に「緊張するね!」と声をかけ、仲良くなりました
その後無事に私も彼女もその学校に入学し、卒業してからもよく遊ぶ友達になりましたが、当時のことについて聞くと「まさかあんなとこで友達作ろうとされるとは思わなかった」と言われました。


そんなふうに、初対面の人と話すことに対して恐れるものなんて何もない!という私でしたが、なんと子どもが生まれてから、そのマインドががらりと変わってしまいました

私は子どもが2人いますが、上の子が生後3ヶ月頃からとにかくママがいい、パパもだめ、ママ以外だと絶対に駄目、さらに新しいところも苦手でずーっと泣いているような赤ちゃんでした。

私はとにかく泣かせないように必死で、ちょっとでも泣きそうになりそうなことや、接触を避けるようにしていました。児童館でママ同士のコミュニティに参加して友達を作る、なんて絶対無理だろうな、と避けるうちに、余裕もなくなり、自分自身もどんどん内向的になり、母に信じられないと驚かれました。子どもを守る反応なのでしょうか。振り返ってみれば、若干の産後うつもあったかと思います。
初めての人との仲良くなりかたをすっかり忘れてしまいました。


しかしその数年後。
生まれてすぐから誰にでも愛想がよく、他人が大好き、コミュ力の塊のような下の子が生まれました

公園などに連れて行くと自分から他の友達によっていくのでこちらも自然と他のママたちにコミュニケーションをとるように。2人目の育児ということもありますが、少しずつ余裕が出てきて、最近は誰かと繋がりたい気持ちがまた少しずつ芽生えてきました。
でも、心のどこか根底には、私にも人見知りのかけらがあったんだなあ。と気付きました。


育児をしていると、今まで考えたこともなかった、みたこともなかった自分が顔を覗かせることがたくさんあるなぁと常々思います。
自分のこれからも気になりますが、子どもたちは、今はこんな性格だけど、おとなになるとまた変わっていくのでしょうか。

子どもたちの今も、こんな子だったなあと忘れたくない、母心です。

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