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よくいただくご質問と回答(2022年12月)
こんにちは!ツナググループ・ホールディングスIR担当です。
12月も後半に入り、もういよいよ2022年もあと1週間ほどとなりました。
11月に2022年9月期の通期決算発表を開示して以降、おかげさまで機関投資家や個人投資家さんからお問い合わせをいただくことが多くなりました。ご興味をお持ちいただき、ありがとうございます。
本日はそのなかでご質問いただいた内容について、ご紹介していきます。
■そもそもどんな事業内容?どんな業績?
ツナググループ・ホールディングスがどんな事業を展開しているのかは、下記記事についてご参照ください。
▶ツナググループってどんな会社?~どんな事業を展開?~
また、直近2022年9月期通期決算内容については、下記をご参照ください。
▶2022年9月期通期決算説明資料
▶会社概要・決算説明動画
▶会社概要・決算説明動画書き起こし
Q.主なクライアントの業種は?
アルバイト・パートスタッフが多く活躍している業種のお客様が多いです。
![](https://assets.st-note.com/img/1671764893595-jeOgarpdiA.jpg?width=800)
以前は飲食・小売業が中心でしたが、コロナ禍において飲食店の多くは時短営業などを行ったことで、それまでの「人手不足」から一転。むしろ「人余り」状態になったことで、採用業務が一時ストップとなりました。
逆に、このタイミングで人手が必要となったのは、外出自粛・テレワークによりEC利用が高まったことに伴い、倉庫・物流といった業種です。採用ニーズが高まり、当社のお客様の比率も高まりました。
現在は、飲食・小売業においても店舗の営業再開に伴い、再び採用ニーズが高まってきています。
Q.今後ニーズが伸びるであろう業種は?
経済産業省の推計によると、医療・福祉、運輸業などの産業において、必要となる労働者数の増加が見込まれています。当社としてもソリューションを提供していきたいと考えています。
Q.競合はあるか?
当社は、アルバイト・パート領域において特定の求人メディアなど商品提供ではなく、お客様にとって最適な人材採用課題についてコンサルティングし、ご提案にとどまらず、実施に向けた業務代行までご支援することをサービスの主軸としています。
人材業界の他社サービスについては、競合ではなく共にお客様の採用課題を解決する「共働」相手だと考えています。
正社員領域や、その他一部で重なるサービスを展開されている企業はありますが、全面的に競合となる企業はないと認識しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1671764893382-ZLEwm5IQWr.png)
Q.業績に季節トレンドはあるか?
第2四半期にあたる1~3月は業績が上がる傾向です。
この時期は、学生の卒業など環境の変化に伴い、職場におけるアルバイト・パートの入れ替わりが発生し、採用ニーズが高まるためです。また、4~5月もその影響が続く傾向にあります。
なお、ここ数年はM&Aや事業売却、コロナ影響により、やや季節トレンドが見えにくくなっております。
Q.「その他」売上には、なにが含まれているのか?
人材派遣・紹介事業とコンビニエンスストア経営事業、求人折込チラシ・求人サイト・業務代行(営業・求人原稿制作)・SI(※)・外国人雇用支援・従業員定着支援などの事業が含まれています。
※SI…システム・インテグレーション。お客様が使用する情報システムの設計や開発などを行うサービス。当社の場合、お客様の採用ホームページの構築などを行っています。
Q.利益率が低い。いつ改善効果がみられるのか?
2022年9月期は、売上高に対する営業利益率1.7%という結果でした。当社としても、利益率の低さは大きな課題であると考えています。なぜ利益率が低いのかというと、主な要因としては、下記2点です。
①RPO:労働集約型ビジネスモデルとなっている
②DXリクルーティング:WEB広告の単価が高騰している
2021年9月期におおきな構造改革を実施。グループ会社の再編やオフィス統合などを進めた結果、固定費を約4億円削減(前年比▲15.9%)を進めました。
今後、下記対策に向けて1.5億円のシステム投資を予定しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1671764893629-ywQ8LzgBVf.jpg?width=800)
①RPO:RPAやデータアナリティクスなどへのシステム投資により労働生産性改善
②DXリクルーティング:プライベートDMP構築により、WEB広告の効率的な買い付け
これにより、2024年9月期・2025年9月期の利益率改善という結果につなげたいと考えています。
編集後記
お問い合わせいただいた内容について、ありがたく思うとともに、複数名からいただくご質問もあり、IRとしての発信に、まだまだ工夫の余地があることを実感しています。
一部内容は、今後当社のIRページや会社説明資料にも追加していきたいと思います。
今年もあとわずかですね。心残りのないように進めていくとともに、来年に向けた準備にも取り掛かっていきたいと思います。
それではまた!
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