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『満面の笑みのおばあちゃん』

おはよう!!

東大阪のお寺さんで、

お義母さんの、初盆の法要を

してきました。


5分ほど、離れたところの

コインパーキングに車を止めて

息子と話しながら、お寺に

向かっていた時、

行き止まりの正面が、

高齢者の施設でした。


その窓から、

とっても、優しそうなおばあちゃんが

私達親子に向かって

満面の笑みで手を振ってくれて、、


息子たちも、

【可愛いおばあちゃんやなあ~】と、

私達親子は、

その見知らぬおばあちゃんに

手を振りながら、

お寺に向かうために、

そこを後にした・・・


帰り道、車に戻るために

同じ道を、通った。

もう一度、その窓を見たけど、

もういなかった・・


ふと・・


お義母さんやったんちゃうかな?

(変なこと言ってると思ったら

スルーして下さいね)

勿論知らないおばあちゃんやけど、、、


その、何とも、

優しい笑顔が、

いつも、私に優しかった

お義母さんのようだった。

『みんな揃って、
逢いに来てくれたんかあ~!』
って、


空から、
お義母さんの声が、
聞こえるような
気がした。

結婚当初・・

私は、

招かれざる嫁だった。

私達は、両家から、反対されて

結婚をした。


だから、

二人だけで、

小さなサイパンのチャペルで結婚式をした。


時の流れは、

人の気持ちも、緩やかに変えていく。

いつの間にか、


【娘と思てますねん!】と、

私のことを、人に紹介するときには、

必ずそう言ってくれていた。


相続の仕事をしていると、

【争い】に遭遇することが

とても多い。


双方の言い分、

ボタンの掛け違い。

持ち合わせていない者同士の

気持ちのぶつけ合い。


私が、もしも、

招かざる嫁として、

結婚当初

受け入れてもらえてなかったことを

恨み続けていたら・・・


きっと、

お義母さんとの、沢山の

思い出も、なかったと思う。


仕事の現場で、

中立な、立場を保ちながら、

起こっていること(争いごと)に対して、

残念なままに進むのか?

家族との、関わりに

感謝して、

・旅立ちや

・見送り・・

になれないのかなあ・・・と、

紙一重の

大きな落差を感じる。


寝る前に、

何度も、窓から手を振ってくれた

おばあちゃんのことが、

忘れられなくて、

ちょっと、不思議な気持ちと

やっぱり、

私は、お義母さんが

大好きだった、幸せ者だった。


今日も、

そんな感謝で一日をスタートしますね。

いつも、

ありがとう!!

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