ドイツ料理とクラフトビールが美味しい!クラフトビールダイニング SCHMATZ(シュマッツ)【吉祥寺】

このnote記事では、定期的に、皆様へお勧めのランチ・ディナーに使えるお店(飲食店)を紹介しています。

本日紹介するのは、吉祥寺でドイツ料理を味わえるクラフトビールダイニング 「SCHMATZ(シュマッツ)」です。

この「SCHMATZ(シュマッツ)」は、吉祥寺駅北口を出て左に向かい、パルコから(南北に走る)道路を挟んだユニクロの左横の路地を入ったすぐ右にあります。(位置的にはユニクロの西隣りになります)

ここからは、2024年の4月に、私が妻と一緒に食事をした際のレポートをお届けすることで、ドイツ料理を楽しむうえで、この「SCHMATZ(シュマッツ)」をお勧めする理由を実際の体験談をもとにお伝えしていきたいと思います。

午前11:30の開店とともに、妻と二人で入店しました。

開店したばかりだからか、店内にはまだ数名のお客様しかおらず、それぞれに食事やビールを楽しんでいるようでした。

少し薄暗い店内を、案内されて奥まで進むと、天井から吊るされたBOSEのスピーカーから、ローリング・ストーンズの名曲「サティスファクション」が大音量で流れています。

テーブルの上に置かれたメニューを見つつ、どの飲み物にしようか?と妻と相談しながら、注文するビールを決定します。

私が注文したのは、「ババリアヘレスbavaria helles)(アルコール度数5.0%)」。一方で、妻は苦味が少なく飲みやすい「ヴァイツェンweizen)(アルコール度数5.6%)」を注文しました。

ババリアヘレス」は、南ドイツで愛され飲まれている淡い色が特徴で、麦芽のうまみが濃く、甘みもあり、ホップの苦味とのバランスがよく、グイグイ飲めるビールです。

実際に飲んでみた感想としては、思ったよりクセがなくスッキリとした味わいで、爽やかな中にもしっかりとした麦芽の旨味が効いている印象を受けました。

妻が頼んだ「ヴァイツェン」ですが、こちらは、バイエルンの代表的なビール「ヘーフェヴァイツェン」で、バナナのような香りとクリーミーで舌触りのよい泡、苦味の少ない小麦から作られたビールになります。

私も妻が飲んでいるこの「ヴァイツェン」を少しだけ飲ませてもらいましたが、口当たりが柔らかく苦味はほとんど感じない女性向けのビールだという印象を持ちました。(これでアルコール度数が5.5%もあるというのが驚きですが)

妻自身も、アルコールが余り強くなく、普段はビールをほとんど飲まない(妻曰く、ビール独特の苦味が苦手とのこと)にもかかわらず、この「ヴァイツェン」については、本当に飲みやすく、ビールの苦味が苦手な女性での抵抗なく飲むことが出来る、と非常にポジティブな印象を持ったようでした。


ビールを楽しみつつ、メニューを見ながらいくつか料理を注文し、ビールを楽しみながら、それらの料理(前菜を含む)が来るのを待ちわびていました。


まず最初に運ばれてきたのは、「自家製ザワークラウト」です。

注文する前は、冷たいザワークラウトが来るのではないか?と想像していたのですが、実際に運ばれてきたのは、温かい(といっても人肌程度の温かさです)ものでした。

砂糖(?)が効いているのか比較的甘めの味付けで想像していたものとは少し異なっています。

「ううん。それほど大したことはないな…」

期待外れに終わって、一瞬、『この店、失敗したかな…?』と思ってしまいましたが、その偏見は次の料理が運ばれて来た瞬間に見事に打ち砕かれることになります。

その時の私は、この「SCHMATZ(シュマッツ)」の実力をまだ過小評価していたに過ぎなかったのです。


さて、ビールを飲みながら待っていた中に運ばれてきたメイン料理の一つ目は、「ニュルンベルガーソーセージとジャーマンポテト」です。

この料理、ソーセージの美味しさもさることながら、驚いたのは添えられているジャーマンポテトのレベルの高さでした。

ポテトの中はホクホクでありながら、その表面は油でカリっと揚げられていてしっかりと固く、その固さと中の柔らかさが絶妙な加減で共存しているのです。

もう、間違いなく、私がこれまで生きてきた中で出会ったジャーマンポテトの中ではダントツのナンバーワンと言っても過言ではありません。

それぐらい美味しいジャーマンポテトなのです。

もちろん、主役であるニュルンベルガーソーセージも負けてはいません。

香草の香りが食欲をそそり、小ぶりで焼き色がついたソーセージは、何本でも食べれてしまうほどの美味しさです。


ドイツビールとソーセージで程よく食欲が刺激される中、続いて運ばれてきたのは、「レバーケーゼの串揚げ(2本)」です。

名称から、レバー(肝臓)を使った料理であると勘違いしてしまいそうですが、そうではなくて、ドイツ定番のミートローフを、串カツ風にアレンジしたものに仕上げにゴルゴンゾーラチーズソースをかけた一品です。

こちらも、ミートローフの肉の旨味とゴルゴンゾーラチーズの香りが相まって絶妙な一品に仕上がっています。また、揚げ物でありながら、脂っこくなく胃もたれもしません。

ビールやワインのつまみとして、これ以上の物はないと断言出来ます。


追加で注文したドイツワインとともに楽しめるメニューとして最後に注文したのが、「ビスマルク」(ジャーマン・ピザ)です。

こちらは、通常のピザとは異なり、形は長方形(四角形)で、生地はかなり薄い(通常のピザのクリスピー生地よりもさらに薄いです)ピザになります。

薄くてサクサクの食感は、クリスピーのピザが大好きな方(私もその一人です)にはお勧めです。

(つづく)


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