茅の輪くぐり
子供の頃、神社のお祭りで一番すぎだったのが、茅の輪くぐりのある、夏越祭り。
近くの八幡さん(地元では神社はみんな、さん付けで呼ぶ)で毎年楽しみにしてました。
子供のころ、年が明けてから半年間の穢れを清めて、厄災を払い、残り半年も無病息災でいられるよう、神様にお願いするんだよ、と教えられましたが、茅の輪くぐりの由来が、素戔嗚尊(スサノオノミコト)を助けた蘇民将来(ソミンショウライ)に、小さな茅の輪を腰につけるよう与えて、そのおかげで蘇民一族が疫病の難を逃れて無事だったことから来ていることや、輪をくぐりながら、唱える詞があることなどは、最近知りました。
神社によって作法が違うらしいですね。
うちの地元の神社は、ただ、くぐってただけだった気がするんですけど・・・。
今年は、近くの神社で8の字にくぐって唱え詞を唱えてお参りしてきました!
あと、夏越の祓えの時期になると「水無月」という和菓子が売られていたりします。ういろうの生地に小豆がのってる三角形のお菓子なんですけど、小豆の赤い色にも厄除けの意味があるんだとか、冷やして食べると美味しいんですよ〜。
ちなみに「水無月」は水がない月ではなくて、「水の月」の意味。田んぼにお水を引く時期から来ているのだそうです。
梅雨はジメジメして嫌だっていう人も多いと思うんですが、本格的に暑くなる前の、ちょっと一息つける準備期間みたいな感じがして、私は、この雨の癒しの時季が、大好きです。
#水無月の 夏越のはらへ するひとは ちとせのいのち のぶといふなり
今日からnoteデビューです。日々の暮らしで、自分や他人とつながるヒントになるような記事をかいていきたいなと思ってます。
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