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関係デザイナーたちの実践法!【関係デザインサミット レポート#4】

みなさん、こんにちは。
NOMADOプロジェクトnote編集部の藤田です。

5月14日に「第1回 関係デザインサミット」が開催されました。

この記事では、パネルテーマ#4
「PRACTICE~関係ファシリテーションのテクニックとは?~」
のレポートをお届けします!

サミット最後のこちらのパネルでは、実際に関係デザインを日常で用いるコツやテクニックについて、3人の関係デザイナーたちにファシリテーターのハレ・ローラン(ツナガル)を加えて語り合います!

スピーカー紹介

長井伸晃(神戸市役所)
<神戸市SDGs推進担当課長 / 「オンライン市役所」の運営 / 公務員イノベーター>
神戸市の「つなぐ課」時代に、FacebookやUber Eatsなどと連携し、地域課題の解決や市民サービス創出に尽力。同市の推進力として、多数の官民のつながりをデザインする。

本間勇輝(社会起業家)
<NPO法人HUG代表理事 / 日本食べる通信リーグ / 東北食べる通信 理事 / 美食倶楽部ネットワーク 主宰 /「東北復興新聞」発行人 >
生産者と消費者のつながりをつくる活動を基軸に、一次産業や食を取り巻く問題解決に挑む。

岩永真一(福岡テンジン大学)
<福岡テンジン大学 学長>
大学生から街のそうじをしているグリーンバードに参加するなど、まちづくり領域の第一人者。人や「まち」の間にツナガリをつくり、学び・対話・組織をファシリテーションする関係デザイナー。

人とつながる秘訣は、多様性と相互理解にあり

ハレ:チェックインからしていきましょう。長井さんは、今どんな気分ですか?

長井:「PRACTICE」というセッションに呼んでいただいたということは、実際に明日からアクションを起こす一つのヒントを求められてるのかなと思います。

恐らく皆さんにとっては行政って、中が見えないと思う。
行政職員が何を考えてるかも見えないと思うんですが、職員も1人の人間です。一方でルールのもとで仕事していて、さらに個性を出してはいけないって勝手に思ってる部分がすごく強い。

それを分かった上で、どう組織の中で調整したりだとか、官と民を明確に分けている官民連携という言葉もあまりよくないかなと思っているので、そういうマインドをどんどん崩していけるかということを考えています。

参加者の皆さんはそれぞれの地域から来られてると思うので、こういう考え方に呼応してくれる人を地域や行政の中で探すと、結構そのまちは変わっていくんじゃないかなと思います。

ハレ:岩永さんは?

岩永:「PRACTICE」というテーマで、何を話せばいいんだと昨日ぐらいからすごい悩み始めて(笑)

人を繋げるような環境を設計したり、作ったりしている人たちが、興味持ってきてくれるんだろうなと思った時に、「何で我々は人と人を繋いでいかなきゃいけないのか」と考え始めました。

ここでの僕の中での腹落ちとしては、「社会を持続可能にするためのコストを極限まで下げるためのコミュニケーションをやってるんだろう」っていうのが見つかったんですよ。

その実践として、「自分の中にどれだけ多様性を担保するか」ということが、1個のスキルとして皆さんに持ち帰ってもらえることなんじゃないかと思っています。
例えば公務員だったら公務員じゃない立場の人たちと繋がるために、相互理解が必要なんですよね。この相互理解の時に、多様性が大事だなと思っています。

本間:その「多様性」という答えには、めちゃめちゃ共感します。僕は一番大切にしている言葉を一つ選べと言われたらその言葉かもしれない。

僕は今年、10カ国旅しようって決めたんですね。旅に行く理由は一つで、世界は広くて自分はちっぽけであると気づくため。それは言い方を変えると、多様性に触れるっていうことなんです。

岩永:(他のスピーカーと)圧倒的に違うのが、僕はずっと福岡という場所に住んでいて、住民票も移したことなく、旅もほとんどしてないんですね。日本人以外の多様性って、なかなか持ちにくい環境にずっといるんですよ。ずっと福岡にいながら、自分の中の多様性をどう担保すればいいかってのは実はずっと悩んでいます。
こういう場に参加して色々な人と出会えたりとか、本を読んだりとか、ひたすら情報の刺激を入れて担保していっています。

本間:「多様性」って何だっていうときに、国籍やジェンダー、カルチャーってなりがちですよね。それは明確に多様性の定義の一つです。
でも僕が多様性を一番学んだのは「妻」からなんですよね。

ハレ:面白い話ですね。

本間:特に産後、息子が生まれた後の妻とのリレーションシップにおいて、僕は人生で一番多様性を学んだと思ってるんです。

旅で学んだ多様性的なものってめちゃめちゃある。けれども、僕は「ダイバーシティ・スタート・フロム・1人」みたいな方が、今の時代は大切なんじゃないかなと思っています。
1人と心を通わせることこそが、今求められているそのダイバーシティに対応する考えなんじゃないかな。

「つながりをつくること」は「環境をつくること」

ハレ:岩永さんと一緒に仕事をしたことがあるのですが、事前準備をする力であったり、場づくりのタイミングを計る力がすごくある方だと思いました。
参加者の目的は何か、どんなことを感じてほしいかを想定し、会の雰囲気を考え、イベント中も場のフォローを惜しみません。
イベントの設計で意識していることはありますか?

岩永:13年前にテンジン大学というものを立ち上げて、そこから天神のまちの中で、いかに人が繋がるかということをひたすら考えて、設計や企画、場づくりをしてきました。
その中で改善点を見つけては設計してを繰り返していったら、ようやくこの数年で事前準備に必要なことや、みんなを繋げるために当日やるべきことが言語化できるようになりました。

「多様性」というキーワードが出ていますが、それがなぜ必要かっていうと「アイデンティティ」のためです。
日本の組織って、ほとんどが日本人で構成されていて同質的です。でも同質の中にも、ダイバーシティは存在している。
そのダイバーシティやアイデンティティを言語化して可視化して、共通言語を作ってあげれば、やっぱり人は繋がるんですよね。

例えば、今日もしも僕がこの場を設計するとしたら、「皆さんがつけている名札にご自身が呼ばれたい名前を書いてください」みたいにして、行動を促す。自分の頭で自らのアイデンティティを出すっていうことをしてもらいます。
そこから、4人1組になってもらって、共通点を見つけやすいテーマを振ると、話しやすいんですよね。

ハレ:「繋がること」を手伝ってあげると、より繋がることができるんですね。

岩永:そうですね。関係をデザインするってすごく難しいです。
明確にこの人とこの人を繋ぐって多分できないと思っていますけど、環境は設計できる。
環境の方に何かいろいろと手を施すみたいな感覚でしょうか。

ハレ:基本的な信念として、「良い環境があり人間が二人がいたら友達になるだろう」っていう考え方は必要ですよね。
そのうえで、友達になりやすいような環境を提供することによって、うまくいくんじゃないかな。

建前やルールを超えて本音でつながる方法は?

ハレ:長井さんは公務員という組織の中で、自分らしさや個性を失わず、相手の自分らしさも引き出す力をもっています。
そんな長井さんには、建前やルールから一歩ずれて本音で繋がる方法を聞きたいです。
建前を超えて本音を引き出すコツはありますか?

長井:役所にいればいるほど、建前やルールに則った発想や動きが身に付いていくんですけど、相手も人間なので、物事を動かすときに本音は大事になりますよね。

僕が官民連携をしたときの話を例にすると、他己紹介をするようにしていましたね。
「この人は何担当の何さんです」だけではなく、その人のアイデンティティを事前にできるだけキャッチアップしておいて、「こういうところが面白い人です」「こういうことが得意です」のように紹介するんです。そうすることで、話しやすくなる。

あと僕は、余白時間の雑談も大事にしています。
市役所の朝のエレベーターは20人ぐらい乗ってるんですが、みんな無言なんですよ。
エレベーターでは静かにするという暗黙のルールがあって多分みんな話さないんだと思うんですが、僕はその余白の時間を使って、いかに上の人と話を詰めるかを考えていて、エレベーターの移動の時間も計算に入れています。
移動の間にどの話をしようかな、みたいに。余白の時間を活かすことで、直属の上長よりも上の立場の人に直接肌感を聞くこともできますしね。

民間の方に対しても同じです。
外で会って駅まで帰るまでの時にいろいろを話を聞いたり、Facebookで情報をお互いのことをキャッチアップしたりするのはすごく大事だなって。

ハレ:Facebookのやりとりは何を目的としているのか聞きたいです。
交流を続けるために連絡してるのか、市役所という組織ではない場でコミュニケーションをとるためなのか、文字ベースでコミュニケーションをとるためなのか。

長井:個人と個人の繋がりのためですね。
アイデンティティや価値観、会っていないときでも活動をキャッチアップできる手段としてFacebookは有効だなと思っていて。
自分も発信するようにしていますし、相手がしている発信も覚えておいて、次に会ったときの会話のきっかけにしています。「本を出されたんですね」とかね。

会議室だけのコミュニケーションではなく、余白のコミュニケーションが生まれることによって、「この人と仕事をしたい」という関係性がどんどん増えていきますよね。

役所の中の職員同士でも、そういったコミュニケーションを心がけることで、上の人たちとも距離を近くコミュニケーションできます。この積み重ねが信頼に繋がっていきます。

岩永:今のお話は長井さん個人を中心としたコミュニケーションで、長井さん自身と受け手側にはインセンティブが働くんでしょうけど、市役所自体はインセンティブがない状態ですよね。
例えば市役所全体で同じようなコミュニケーションを始めたら生産性が上がるのかもしれないですけど、現時点では皆さん実践されていない。
長井さんだからできる、ではなく、どう再現性を上げてその周りに広めていくかみたいなところを聞きたいです。

長井:今まさに市役所の中でもそこを求められてまして。
公務員は特にSNSであったり自分で発信することをすごくリスクと捉える傾向があるんですよね。
でも不安がったところで実際リスクはあんまり起こらないし、起こったとしてもなんとかなる。
クリアしていくことを成功体験として、積み重ねていくことが大事だと思います。

向き合うコミュニケーションと肩を並べるコミュニケーション

ハレ:本間さんは世界を旅していたとき、「自分と全然違う人と、あえて会う」という心掛けがあったそうです。
違和感を覚える人と一緒の時間を過ごし、共通の経験をすることによって、その人への見方を変えるという関わりをしてきた。
そんなふうに関係を実感することも関係デザインであると思っています。

本間さんとは「料理を一緒にすることは特別な関係作りの効果があるが、なぜなのか」について、深掘っていければと思います。
料理を一緒に作ることによってどんな関係が生まれるのでしょうか。

本間:今、二つぐらい本気でやってる仕事があります。
その一つが町に開いた「コミュニティキッチン」の運営で、人と人との関係が、共同調理を通じてもっとシンプルになることを目指しています。

名刺交換で向き合ったときのコミュニケーションと、まな板を前にして一緒に包丁を持って切っているときのコミュニケーションの違いみたいなものをすごく体感していて。
これは僕がずっと通っている、スペインのバスク地方の「ソシエダ」というコミュニティキッチン的なカルチャーにインスピレーションを受けています。

スペインの有名な街サンセバスチャンの旧市街には、ギネスに載るぐらいバーが密集しているのに、その旧市街の中に何十ものコミュニティ用のキッチンがあるんですよ。
バーがたくさんあるのに、地元の人たちはわざわざ集まってみんなで一緒に料理をしている。

料理の良いところは、肩書きを超えて料理という共同プロセスを行えたり、食材のにおいや感触といった感覚的なプロセスがコミュニケーションに入ること。
そういったことがコミュニティにポジティブに寄与し、一対一の関係性が良くなっていく。

ハレ:ある意味で、そういったものも多様性・多面性の一つではあるんじゃないかなと思っています。
見る、触るなどの感覚や刺激によって得られる豊かな瞬間を一緒に経験することによって、つながれる機会やアフォーダンスがぐっと上がる
だからこそ、チームビルディングするときに一緒に汗をかくとか、いろんな感覚を使うことが重要なんですよね。

本間:共同調理は多様性を理解する手段として有効で、かつ多様性を理解することが僕はすごく重要だと思ってるんですね。

多様性とは、自分と違う人生を歩んできて、僕にとっては当たり前のことを分からない人がいるということに、「何で分からないんだろう」じゃなくて、分からないことをそのまま受け止められるようになることだと思っています。

こうした自己変革こそが関係デザインであるというか、僕は関係性を良くすることが一番大切なことだと思っていて。
環境を整えることと両輪というか、自分が自分を否定できるぐらい、自己変革を遂げていく。

それを一人一人が実践することは現実的には無理かもしれないけれども、いろいろな局面で例えば分かり合ってたと思った人と分かり合えなかったときに、どう向き合うか、どう超えるかということが、世の中を良くするみたいなことにつながります。

とはいえ、家族内のようなコミュニケーションをどこでもできるわけではないので、手段として今一番良いと思ってるのが、共同調理や、食べ物を囲むこと。
自分を否定はする必要ないけど、相手と向き合う中で変化できるかというのが、僕一番大切にしてることかなと思いますね。

調整役のコミュニケーションで気をつけることは?

参加者:私は環境作りの研究をずっとしてきましたが、生き残る生き物や組織っていうのは、死なない程度の病気も含めて、それにいかに耐えられる力を持ってるかなんですね。

それで人間も組織も一緒で、夫婦関係でもそうですが、いかに喧嘩しないかじゃなくて、喧嘩を乗り越えて一緒にいれる関係を作れるかが大切だと思います。

ハレ:ありがとうございます。長井さん、衝突を乗り越える方法や、あるいは上手なコミュニケーションの方法はあるのでしょうか?
堅い組織の中で一回もめ事を起こしてしまうことで、そのあとのコミュニケーションがうまくいかなくなってしまうこともあるんじゃないでしょうか。

長井:僕は「違和感」を大事にしてまして
それこそ官民連携のとき、行政側の担当部署の立場としては、忙しいし、自分のペースを乱されくないわけですよね。
「忙しいのにまた新しい話をもってきて」「民間企業を連れてきて好き勝手言って」みたいなことを思う人も中にはいるんですけど、前向きに捉えてくれる人ももちろんいます。

僕は間に入ることが多いポジションにいるので、官民の打ち合わせをするとき民間の企業さん側に座るんですよね。民間の企業の方はそれで安心してくれるらしいんですよ。
また民間側に座ることで、行政の担当者の表情が見れるようになるので、違和感の早期発見ができます。行政側の上の立場の人の反応や表情が微妙だと感じたらすぐに話を止めたり。

常にその場にいる人たちがモヤモヤを持ち帰らないように、摩擦を大きくしないように心がけてますね。

ハレ:そういう場づくりや気づき、タイミングがとても重要なんですね。

長井:タイミングが結構重要ですね、モヤモヤが大きくなればなるほど取り返しつかなくなるので。
最初の段階でその状態だと、2回目の打ち合わせはなくなります。
だから次に繋げるという意味でも、違和感の気づきは大事ですね。
毎回気づけるかというのはありますが、慣れていけば少しずつ感じるようになります。反応や返事がワンテンポ遅れてたり、表情が微妙だったりするとかね。

ハレ:めっちゃいいですね。
皆さん気づいてると思うんですけど、私は結構変人なんですよ(笑)

その中でやってきたコツの一つは、まさしくそれです。
相手が自分に違和感を感じているって気づいた瞬間に「何か悪いことしちゃいましたよね。よくやっちゃうんです。今回は何をしてしまいましたか?」と真正面から聞くことで、90%は許してもらえるし、いろいろ自分も勉強になるっていうことがあります。

うまく関係を結べないときどうしてる?

参加者:地方で地元の方と何か一緒にやろうとするとき、自分も変わるし相手も変わります。
一方で変わることを拒む人もいます。「自分は変わらないけどあなたは何してくれるの?」みたいな反応は結構よくあるパターンだなと思っていて。

そういうとき本間さんは、どういうふうにされてるのかなとお聞きしたいなと思います。

本間:それはすごくシンプルで、相手は変えられないじゃないですか、絶対。自分がどう変わるかだけにフォーカスしますかね。それしかない。

逆に地域での活動で変わろうとしない相手がいらっしゃるとき、どうされますか?

参加者:待つしかないかなって。ずっと持ってます。
早く動かそうとしても、決して良いことはないって思ってるので。
相手が怒らない範囲の中で自分がやりたいこととか、やるべきことをするっていうのはあるんだけど、それを勝手にやっていたら、その地域の中の関係先や誰かに迷惑かかったりするみたいなこととかもあります。そこはもうとにかくゆっくりやるしかないかなっていうふうに思ってますね。

待っていればそのうち、「あなたが言ってたことは私が言ってることと同じだ」みたいな話が起こるときっていうのがやってきますよね。
それがいつやってくるか分からないので、それまで待とうというのはあるかなと思います。

ハレ:うまく関係を結べないときにどうすればいいかという質問に対して、待つしかないというのは、間違いないです。
私の場合はですが、「あなたと良い関係をつくりたいですが、それができていなくて困っています。どうしたらいいですか?」と相手に正直に言います。
そうすることで、うまくいくことがあったりしますね。

オンラインファシリテーションを成功させるコツ

ハレ:オンラインにおける場のリードやファシリテーションで必要なことはなんでしょうか。

岩永:コミュニケーションをとる上で絶対必要なのは、共通点があることと共有することだと思います。
今日のこのイベントも、場の空気感や温度、におい、音を共有できていますが、同じ話を聞いても、オンラインにはノイズがなくて、共通点が見つけにくいですよね。

それをあえてお互い言語化してから進めることが、かなり難しくはありますが必要だと、実感としてありますね。

ハレ:環境の共有ですね。皆さんオンライン上での良いコツを持っていそうな気がするので、順番にコツを教えてください。

長井:僕は公務員向けのオンラインコミュニティ「オンライン市役所」もやっていまして、有志の公務員が運営して、全国共通の公務員の課題を共有しあっています。

例えば市民税に関する業務であれば、全国同じ仕事をしてる人がたくさんいるんですよね。同じ悩みもあるし、解決方法も知ってるのに、分断されていることで情報が共有できていないという課題がありますので、オンラインだからこそ繋がれる場をつくりました。

特に機能を発揮したのが新型コロナウイルスのワクチンのときです。
あの時の役所の共通の困り事って言ったら、とにかくワクチンの現場のプラクティスを知りたいと。
そういうみんなが困ってることをキャッチして、横で繋ぐっていうことはすごく大事だと思います。

あともう一つ、オンラインならではのコツですね。
オンラインでも他己紹介をするようにしています。

参加者が数百人規模になってくるとできないですが、20~30人くらいなら、できるだけその人のことを事前に調べておいたり、個別に仲良くなっておいて他の人から紹介をしてもらいます。

ハレ:本間さんは、いかがでしょうか?

本間:過剰なリアクションですね。情報量を、コミュニケーションの発信量を少し高めるっていうことですかね。

ハレ:ミームをシェアしたり、リンクを送ったりといった、オンラインならではのアフォーダンスもあったりしますね。

インターネットならではの環境の中でできるか考えた上で、活発的にできる発表の方法や、繋がり方ができるといいんじゃないかなと思いました。

おわりに

ハレ:そろそろ四つ目のセッションを終わりにしたいと思います。

皆さんに覚えておいてもらいたい重要なことが一つあります。
職場の人間関係や恋愛関係などだけじゃなくて、2人の人間の間には関係というものが常に存在するということを意識してほしいと思っています。

話したことがない相手であっても、目線が合うその人との間には関係があります。
誰の間でも関係があるっていうことを意識して、その関係の何を改善できるかっていうことだけを考えていれば、すごく良い世界になるんじゃないかなと思っています。

皆さん具体的なコツをたくさん出していただき、ありがとうございました!

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