記憶法を無理やり使ってプログラミングのドキュメントを読んでみる

とある事情で以下のドキュメントを理解する必要が出てきた。
コミュニケーションツール「Discord」の中で動くゲームを作るためのツールに関する情報だ。

今回、急いでこの内容理解しなくてはいけないため、最近学んだ記憶法を取り入れて読んでみることにした。

使用するのは、物語法。これは、記憶したい情報をどんどんつなげていって、1つの物語のように記憶するテクニックだ。

このテクニックが今回のようなプログラミング関係の記憶に使われている話は見たことも聞いたこともないが、もしかしたらうまくいくかもしれないのでやってみる。

具体的な手順

ドキュメントを読んでいき、ひとかたまりの文章を読み終えたら、その文章の全体的なイメージを、何か1つの具体的なものに置きかえる

例えば、ドキュメントの序盤には「postMessage」という機能についての説明があった。post という文字の印象が強かったので、「ポストに手紙を入れる」というイメージに置きかえた。
同じように、次は SPA(シングル・ページ・アプリケーション)という用語の説明が書いてあった。これは「スパ」と読めるので、「温泉」として記憶した。

そして、これらのイメージをつなげていく。「ポストに手紙を入れて一仕事終えたので、温泉に行って汗を流した」といった感じ。これを、ドキュメントを読み進めながら逐一行っていく。

意外と効果がある

このような方法は一見、無駄な手順が挟まっていて非効率に見えるが、実際に行ってみると、それをやらないときよりも記憶が持続することに気がつく。

プログラミングでは覚えにくい抽象的な概念が数多く登場するので、ドキュメントを読み進めても、古いものからどんどん忘れ去ってしまうことが多い。そんなとき、「ポスト」とか「温泉」みたいな具体的なイメージだけでも覚えておくことで、そこに結び付けておいた概念についてもするっと思い出せるようになる。

正確に記憶しておく必要はなく、「なんかこんな感じの話題だったな」ぐらいの記憶さえあればいい。それさえ覚えておけば、次にその知識が必要になったとき、前回の記憶を基礎にして学ぶことができる。

もし、知識を学んでから時間が経ったとき、それを学んだことすら忘れてしまったら、次にその知識を学ぶときはまた0からのスタートになってしまう。なので、少しでも記憶に残ることはとても重要だ。

継続してみる

とあるコンテストに応募するため、4月中には、上記のドキュメントを利用しながら1つゲームを作りたいと思う。相当厳しいスケジュールだが、ここに書いた記憶法を駆使していけるところまで行きたいと思う。

結果は後日、また記事にしたい。

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