見出し画像

イラストを描いてみる

こんにちは。tsumuguyaです。

私は手刺繍の作品とオリジナルイラストのグッズを製作しています。はじめは刺繍だけで活動していました。では、なぜイラストもやるようになったのか。

お客様に求めてもらえたから。

作品を発送する時に必ず封筒にイラストを添えていたのでファンの方が「ポストカードとか作らないんですか?」とご意見くださいました。求められると弱いんですよね…(照)絵を描くことは子供の頃から好きでした。しかし専門的な知識も技術もなく、習ったことすらないのでそんな自分がやっていいのだろうか…

ただ、よくよくかんがえたら刺繍だって習ったことないのに作品を世に出しているのだから同じではないかと。そして刺繍作品はどうしても手間がかかる技術なので単価が高くなります。イベントなどでも目の前で「高い」と言われたこともあります。そこを補える気軽に買えるグッズができるじゃないか。

絵を描くのが好き。その気持ちは刺繍に対するものと変わらないので、やってみよう!となったわけです。

好きなものから描き始めました。クマ、クジラ、ハリネズミ…動物たちが出てくる絵本の1ページのようなイラストを水彩で描きました。もちろんボツになったイラストもあったけど楽しかったです。

そこからまた、試行錯誤がはじまりました。印刷するならどの会社がいいのか調べまくりました。いきなり100枚印刷して売れなかった、思うように印刷されなかったなどあったら大損失です。割高だけど小ロットで印刷してくれる会社を探したら今度は原画をスキャンした時に色味が再現されない…しかしパソコンを駆使しないとグッズは作れない。解像度?RGB?ピクセル?全く知識のない私が調べてもチンプンカンプンで泣きそうでした。絵を描く事は楽しいのにその先の製品化に至るまでが辛かった。

それから3年経った今も時間はかかりますが、なんとかコツを掴んできました。途中でやめるきっかけはいくらでもありました。挫折しかけたことたくさんあったのに前に進んだのは見てくれた人の「可愛い」「素敵」があるから。そこは刺繍もイラストも変わりませんね。あとは自分の作品が好きだから。自分の描いた動物たちがグッズになった時の喜びは何度味わっても良い瞬間です。たくさん描いていたおかげでイラストのクォリティーも上がりました。何でも数こなすって大事ですね。作品を委託販売していたティースタンドで販売しているティーバッグのパッケージイラストのお仕事までいただけました。形になりはじめたら辛いことばかりでもなかった。また、絵を描くことと刺繍は似ており色を糸で塗るか筆で塗るかの違いでどちらにもいい刺激になったと思っています。

アイディアが行き詰まったり気持ちを切り替えるのに絵を描くことは私にはいい息抜きにもなります。在庫を抱えなくてもいいSUZURIで販売を始めてからはいろんなグッズが作れる事が楽しくて、新作を並べています。ぜひtsumuguyaの動物たちを見てやってください。そして、イラストもパソコンも全くわからない素人が頑張ってここまでできてると思って見ると少し感動するかもしれませんwww今でも自分で「私ってすごくない!?」って思いながらやってます。もう少し前に進めそうです。

tsumuguyaのSUZURI↓

https://suzuri.jp/tsumuguya

またお会いしましょう。tsumuguyaでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?