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エッセイ

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不定期に書いたエッセイのようなもの、をまとめました。
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#暮らし

雨降るこんな日は、夫と料理。

2024.8.14 この日も引き続き雨が降っていて、どこかに出かけるのを辞めてしまった。昨日の買い物で既に買っておいた食材で夫と今日も台所に立って料理をする。 夫が得意料理のナポリタンを作った。 私が作るよりも夫が作ったほうが悔しいけれどかなり美味しくできるので、私はあくまでも助手である。 私の担当は、玉ねぎやベーコンなど食材のカットと後片付けとキッチンの掃除。味付けや炒める等は夫が担当。 昨日と同様、スムーズに完成。うん、やはり美味しかった。子供達は夫の作る料理

いつか大人になるその日まで

まだ髪の毛を自分でしばることのできない娘は、 4月になってからの毎朝必ず、 「ママ、髪しばって」 と言ってくる。 最初は髪の毛をとかすところから 私がやっていたけれど、 最近は髪の毛をとかす部分まで娘がやってから 「しばって」と言うようになってきた。 いつか全部自分でやる日がきっと来るのだろうな、 と思うと少し淋しくもあるけど、成長も感じる。 あれから、娘からの交換日記の続きは まだ書いてもらっていない。 すっかり忘れてしまっているようにも思えるが、 家に帰って

未来の自分と大切な人たちへ向けて、"自分の" 記憶を綴る

たぶん今日は今までで一番寂しい記念日になったのではないだろうか。いつもはそばにあなたがいたから。当たり前の日常が続くことがこんなにも大切だったとは思わなかった。あれからもう何年も経っているだなんて信じられないくらい、時が経つ速さに驚いている。 その当時に書いていた日記のようなものを見つけた。 わたしの手書きの文字を読むと、不思議とその当時の感情などが一気に蘇ってきた。かなりびっくりした。最近はペンを持って書くことが減ってしまった。改めて思ったのは、「自分の手で書く」という