「君じゃない誰かの愛し方 Ring」 感じたままに綴ってみました

※一生懸命聴きましたが歌唱メンバーは違っているかもしれませんのでご容赦を。

※音楽の専門知識皆無の一人のBBAの感想です。ご容赦ください。

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夏の終わりに似合う、ノスタルジックなメロディから打ち込み系に移り変わるイントロは耳には優しく、心臓にはグイグイ来る感じ。

最初に響くテヒョンの声に心地良く誘われた先は失恋の物語。


Aメロのヒョンラの低音コンビネーションとテヒョンのロックみある高音のコントラストに今までに無い彼らの「スタイル」を感じる。


その後に来るヨンボム?のBメロ。肝はボムギュかな?持ち味の息遣いが素晴らしく効いてる。
「全てがあ~」の「があ~」
これは必聴。間違いなく山場。
ここまでの流れだけで充分に聴かせにきてる。秀逸過ぎてビビる。


サビ。テヒョン、カイがそれぞれに伸びやかな声で胸を締め付けに来た後にスビンとマンネズ1人ひとりの声がそれぞれ絡み合うのも聴かせどころ。
この部分も実に工夫が凝らされていて素晴らしい。


ラップ。ヨンジュンがまた違う表情を見せてくれた。ほんとにあなたはどれだけ引き出しがあるの?
Jラップっぽい歌い方がすごく良い。色んなアーティストの音楽を聴いて研究してるのかな?という印象を受けてすごく嬉しくなるし、その探究心にはリスペクトしかない。
日本語でこんなにかっこよく表現してくれることに感動しきり。


この後にくる2番Bメロはスギュで肝はやはりボムギュかな?
息を吐くような特徴的な歌い方はボムギュだと思うんだけど違ってたらすみません。
BメロはAメロとサビを繋ぐ大切なブリッジ。
ボムギュを核に1番と2番でヒョンラで対にしてるとしたらこの上なくお洒落な技を感じて唸るんだけど合ってるかな?


サビ後にくる大サビ。マンネズが本領発揮。カイちゃんの天使の歌声はもう良い意味でクリアさを超えた。大人の艶。色気覚醒。ビジュアルに比例して歌声の艶も天井知らず。もう誰にも彼を止められません。
からのヨンジュン。切なさが爆ぜる瞬間。この流れ天才的。


エフェクトが掛かったテヒョンの声で再びサビ。

ここからラストまで美しく駆け抜けて我らが歌の屋台骨テヒョンで締め。
「君の涙はそっと外した指輪より輝いた」
ものすごく泣ける歌詞。これでスパっと曲が終わる。あとは聴き手に託すこの感じがすごく好きだと思った。


この曲はメンバーがソングライティングに参加しているのでしたよね?

様々な工夫が凝らされた、彼らの音楽への深い愛と情熱を感じる曲ですよね。
私たち聴き手に届けたいという彼らの気持ち、真心をすごく感じました。

冒頭部のメロディにどことなくサザンみを感じて「愛する女性とのすれ違い」を聴いたりして胸熱なBBAです。
この始まり方に80年代を感じるんだよなぁ。
「愛する〜」とは曲全体の雰囲気は勿論全然違うんだけど、昔の思い出を紐解きたくなるような良さがあるわ。

ヨンジュンのラップ「ふわっとさせといて現実から目逸らして」のとこ秀逸だな。夏っぽいメロディラインにヨンジュンの独特な声が絶妙にフィットしててケツメイシとか三木道三を聴きたくなったりもしました。ヒップホップっぽいゴリゴリ感をあえてあまり出さないナチュラルさが曲の雰囲気に合ってるとこも良いですよね。

失恋の曲なのに、とても切ない曲なのに、メロディが明るいからなのか、青春の煌めきや未来への希望を願う気持ちで聴けるというか…。

ここが彼らのすごいところなんだよなあ。


素敵な曲をありがとう。感謝しかないです。
大切に大切に何度も何度も聴こうと思います。

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