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【1億回再生達成!】TXT 「943」という深い物語の前に露呈する超個人的浅慮

TXTの「9と4分の3番線で君を待つ (Run Away)」(以下、943)のMVの1億回再生達成まであともう少しということで「皆で視聴して1億回再生達成をTXTにプレゼントしよう」という呼びかけを最近SNSで見かけました。

2022年2月3日時点では99,743,616回。
あと256,384回で達成となるようですね。
(※ギリギリ2月6日になるのですかね?2月7日? 総再生回数、1億回達成となりました!トゥバちゃん、MOAちゃんおめでとうございます!)

トップ画はこちらのキャプチャです


これは今更言うことでもありませんが、時短の観点から念のため。

YouTubeで「943」と検索をかければ速攻出てきます。
因みに「553」と打つとブルアワが出てきます。

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時間の無い現代人に優し過ぎる…!


「943」はTXTというグループがメディアで紹介されるとき、高い頻度で同時に紹介される楽曲だと思われます。
彼らの代表的な曲と言うことができるでしょう。

タイトルに含まれる「9と4分の3番線」というワードからもハリー・ポッターの世界観を連想させますね。
曲中にもハリー・ポッターを彷彿とさせる音の使い方があったりもします。

そんな「943」はかなり深いコンセプトがあることでも知られています。
考察に長けたMOAの方の動画を見て、私は何度となく背筋が凍るような思いをしました。

それと同時に露呈してしまったこの私の思慮の浅さ…。
自分がそういったことに一切がっさい気が付かず、彼らの顔面の強さに引っ張られるだけ引っ張られ、ただただ感心するだけに終わってしまったという残念な事態を不本意ながら報告させて頂きます。


仲良しMOAさんからTXTを紹介された当初、すぐさま見漁った数々の動画の中には「943」のMVも当然ありました。

私個人が考えるこちらのMVの代表的なシーンとは何か。

そう聞かれたら私は迷わずこう答えるでしょう。


そう、それは…





無題5

ここ




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ここからの




無題5

ここ(2回目)



曲が始まってまもなくのグラウンドで歌い踊る彼らのシーンからのカンテのワンショット…

このタイミングで

「ちょっとカンテ上からいっとく?」

と思われた監督さん…


超人的なセンスしとる(個人の感想です)


なんなんですかね、この美的感覚は…。

元々美しいものを更に美しい映像として残そうとするその見事な仕事ぶりたるや…。

一体何食べたらこんなセンスが身に着くの?

普段から「鶏のグリル 小悪魔風」とか「真鯛のポワレ 春風の調べをまとったお野菜を添えて」みたいな「指差しでしかオーダー出来ない」感溢れる名の付いた美しいお料理を朝から普通に食されてたりするのでしょうか。

そうすると自然と身に付くんですかね?
この監督さんみたいな美的感覚は。

監督さん…いや、ごめん、どなたがこの撮り方したのかは私はわかっておりませんので一旦、監督(仮)さんとしておきますが…

監督(仮)すげー!


監(仮)「いえいえー。全然普通にコンビジとかスンドゥブとかカルククス食べてますよー。時間無いからペダルしてもらって」

紬「いやいや、それも十分美味しいですけどひと手間加えてません?
オーガニックの豆腐が使われてて5,000円くらいする黒っぽいボトルに一番搾りってわざわざ書いてあるエキストラヴァージンオリーブオイルを回しかけているのではありせんか?

そのカルククスはお出汁で美味しくいただいた後に、替え玉もらってポルチーニエスプーマにキャビアてんこ盛りで味変してませんか?今話題の某ラーメン店みたいな感じに。って絶対そう。(カルククスはラーメンじゃないけど)」

監(仮)「いやいやかけてるのはフツーにごま油ですよ」

紬「それはえが付くやつじゃございませんこと?エゴマオイルでは?やたら高級な。5,600円くらいの」

いかん…カンテがかっこよすぎるあまり、謎の会話を脳内で繰り広げてしまった…

こういう方に限って謙遜してくるよねということで、ついついしつこく詰め寄っちゃったらがっつり引かれて、しっかり気まずくなる流れを脳内で展開してしまいました。(全て個人の感想です)


普通、カンテヒョンを上から撮ります?

いや、撮るわな。うん。むしろ積極的に上からだわ。
って、言ってることちょっと分からなくなってきちゃったんですけど、このカンテヒョンは「実在するの?ほんとに」と思うほどの美。

美が美であるがゆえに美で美の美。


皆さんは周りにここまで顔面が強い方っていたことあります?

私は無いです。

イケメンがいたことはあるにはあるのですが、一般社会のイケメンって若干周りに花が舞ってるなと思うことはあっても不思議なものでちゃんと日常には溶け込むんですよ。
他の人に比べたらそこがちょっと絵になるなっていうことはあっても、それはちゃんと日常の域であって、そこからはなかなか出きらない。


でも、このカンテヒョンは日常ではない。

テストを配ろうと後ろを振り向く時、そこに彼はいますか?

教科書を忘れて見せてもらおうとして机をくっつける相手、それははたして彼でしょうか。

朝教室に入ったら黒板にでかでかと相合傘が書かれていた。
ご自身の名前の横にあったのは彼の名でしたか?
まして冷やかしの男子の中にはいるはずもなかったでしょう。

遅刻しそうな朝に食パンをくわえ「アセアセ」というキャプションと共に学校にダッシュしたとしてもぶつかることはきっと無いです。

仮にぶつかったとしましょう。
そして転校生としてやってきたとします。

だとしても、教壇横でリリー・フランキーみたいな担任の先生から紹介されている生徒は本当に彼でしたか?

そもそも無駄に転校してこないと思いませんか?

少女漫画という架空の世界であってもそうそう出会うことはない。




そのくらい強い顔面してないですか?(うるさいな)



私はこのシーンにはそれくらいびっくりしたんです。

びっくりしすぎてMVを止めては戻し、戻しては止めを繰り返してこの部分で一旦停止することに必死になりました。

交番が真横にあって「いつ見られているか分からない」という緊張感に包まれた踏切前くらい確実に一旦停止しなければならないほどの案件だったのです。


「優勝してませんか?」ってLINEしました。
私にTXTを布教してくれた仲良しMOAさんに。

「ねえ、優勝してませんか?」って。(しつこいよ)


念のため報告しておきますが私の最推しはヨンジュンです。

それをもってしても「943」でカンテから放たれる美は凄すぎる。
よくもまあ、こんな大優勝を目の前にしてもカンテにハート持ってかれなかったねって思いますよね?

それには理由があるんですよ。

当時私にTXTを布教してくれた仲良しMOAさんのご贔屓が他でもないカンテヒョンだったという。

これは私にとってはかなり大きなストッパーになったわけで。

私という人間はこう見えてとてつもなく義理を重んじる人間なのです。

友達やお世話になってる人の彼氏や好きな人はその事実を知った時点でもう対象からは完全に外れる。(いや、普通だからそれ)

「カンテヒョンだけは何があっても最推しにしたらダメなやつね、これ。
うん、そこ、超重要。」

という刷り込みによって私はこの大優勝案件を目の前にしても決して心を奪われなかったわけなのです。

友情は顔面に勝る…!


当のご本人はいかにカンテがかっこいいかを熱弁しているのに、布教相手がやれスビンだボムギュだヒュニンカイだとのたまったあげく、最終的にヨンジュンにKOされているのを見て若干「ぴえん」となったかもしれません。

が、結果的にそれで良かった。

私もその仲良しMOAさんもジャニ―ズで言うところの所謂「同担拒否」では決してないのですが、事はリアルの世での推し活です。

何が起こるか分からないじゃないですか。

トレカとか交換したいですし。(そこなのね)


心配しなくてもこのMVには超絶怒涛の名シーンがありますし。

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もう心臓止まりそう…😍😭



順番は前後しますがこんなにエモいシーンだってある。


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ほーら、安心でしょ?



そ、そんなわけで「943」という不朽の名作を語る時「カンテの顔面大優勝!」っていうワードに始まり「ヨンジュンのin the poolはやばい」「ボムギュとの2ショはちょっと…💖」で終わるこの浅慮ぶり…

後々、色々と履修しまして、ヨンジュンがカッターで上手に四角くくりぬいた教科書に眼鏡をかざしていたら火が付いて…それが悲しい事件に繋がってしまったということも、彼らが水遊びをしている意味も、図書室でカンテヒョンが読んでいる本が実は…というくだりもヨンジュンのぬいぐるみ(マスコット?)からあるものが無くなってしまっているという点も確認するに至りました。

10代の言い知れぬ不安、不満、孤独…
ちょっとした抵抗が大惨事に繋がってしまったという若さの中に潜む危険性と残酷な運命…

自分一人が残されたと感じる罪悪感…
癒され、許されるのは異世界の中でしかないということ…

そういうことに気付いた時はそのコンセプトの深さに背筋がぞぞーっとなったわけなのですが、それと同時にごめん、それをもってしても登場人物がカッコ良すぎるという事実に引っ張られてしまう自分をどうにも否定しきれんと思ってしまったこの私…。

本当に言い訳のしようもなく…。


禊の意味も込めて「943」をせっせと再生しようと思ってもどうしてもこちらの動画を見てしまうということも懺悔しておきます。

当時、話題を独占したであろう、伝説のイケジャー


推しに前を開けて着なさいって指示した方は今すぐ名乗り出てください。
カフェタナカのクッキーとオードリーのホーローポットとタルティンのくまポーチを取り寄せてぷちぷちで丁寧に包んで今すぐ送りたい。(バレンタイン商戦激化中につき、いつにも増して手に入らなそう…)


これももうヘビロテ


もちろん、これもセット



やっぱりダンスしてる推しは尊過ぎる…。
踊る推しよ、フォーエバー…!!!



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尊い…



意味が分かれば「😨😱😰」となるシーンばかりなのですけどね…


このありさまの私をどうかお許しください…。

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